アシスタントインストラクター、インストラクター、パフォーマンスインストラクター更新研修会 2/8

今回の更新研修会は朝霧パフォーマンスセンターを会場としてお借りし、前日は13:00から準備。

岡田教育部長と最終打ち合わせを夜までじっくりと行い、明日に備えました。

更新会当日、天候は曇り。参加者の皆さんは8時ころには次第に集まりはじめ、到着した方には順次、グランドスラロームと2人組でのライズアップについてビデオ撮影をおこなうことを伝えました。

突然の実技実施に皆さんの戸惑いを感じます。そして、全員朝霧アリーナへ移動。

8時45分には全員が揃い、簡単に挨拶を行ったのち、早速グランドスラロームからビデオ撮影開始。
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寒気の流入に伴い、風速は次第に強くなりグランドスラロームを終えたところで予定を変更し、室内へ。ここでは撮影したビデオを見ながら皆さんに解析を行って頂き、「パラグライダー教育学」 との整合性について理解を深めて頂きました。そして、テイクオフの各パートごとに実際どのような指導を行っているか、具体的な指導方法を皆さんに上げて頂き、同じパートの指導も様々な角度から行い、スクールの生徒さんやパイロットの方々が客観的に自分の技量を把握することが重要という点においての理解と指導方法の共有を深めました。
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昼食をはさみ、午後は抜き打ちで学科試験を実施。緊張感が高まったところで、スカイパーク宇都宮の谷田校長より保険について話を頂き、その後、午後のテーマ、ランディングアプローチについての再確認と旋回技術について講義が進みます。さまざまな意見、指導方法についてディスカッションが行われ、今回の研修会を通じて、エリア管理と指導についての考え方を共通の認識とできたと思います。

掲げたテーマについての講義が終わったところで、緊急回避等についても話し合いを行い、時間となりました。

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今回の研修会を通じ得たことが、各エリアでフィールドバックされ、意識・知識・技術に磨きのかかったパイロットが増えることを期待しています。今季のインストラクター更新研修会は4月の獅子吼 を残すのみとなります。3年に一度更新をしませんと資格を失効しますのでご注意ください。

JPA教育事業部のブログ これが私たちインストラクターのバイブルです。

場所:ウイングキッス朝霧内「アエロタクト&エアハートパフォーマンスセンター」

講師:
伊代野 正成(X-ZONE甲府白根パラグライダースクール / パフォーマンスインストラクター)
西野 力也(今井浜フライングスクール / パフォーマンスインストラクター)


インストラクター更新会・関西 1/27(木)

更新会の前日、TAKパラグライダースクールのご協力で、スクール事務所をお借りし、一日かけて準備をしました。朝9時から始め、昼になると雪がちらつく天候の中、夕方まで行い明日に備えました。

更新会当日の朝は雪がうっすらと積もっていました。参加者の皆さんが無事到着できるか心配でしたが、雪は交通には支障なく、8時45分の時間に全員が揃い開始することができました。


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 はじめに只野会長からあいさつのお言葉をいただきました。
 そして本題のイントロで事故を検証。参加者の皆さまからいろいろなご意見が出され、活発なミーティングがなされました。事故防止には「エリア管理」と「指導」が大切ですが、今回のテーマ「指導方法について」講義が進みます。よりよい指導方法を目指して、パイロットのスキルを上げることで事故「0」を目指します。事故が起こりやすい「テイクオフとランディング」の基礎の再確認と、常に新しい指導方法、より効果的なアドバイスが各スクールで行われることでしょう。


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昼食をはさんで、午後からは「正しい操作」。三次元を止まることなく動き続けるパラグライダーの操作の指導は非常に難しいものです。だからこそ勘違いや理解不十分、まったく理解できていないということあってはなりません。気流によっても動き方が違うパラグライダーの「正しい操作」は気流によって変化させなければなりませんので、指導方法はより難しいものとなります。
サーマル条件で飛びソアリングの機会が多くなるパイロットは、「危険回避」を安全に行えることが必要。その方法と注意点を説明させていただき、時間となりました。
参加者からの活発な意見交換があった今回の更新会は、指導方法を新しく考える良い時間になったことと思います。今後各スクールで新しい取り組みがなされ、安全な「正しい操作」が当たり前のようにできる全国のパイロットが増えることを期待しています。


講師:大澤 行英(BIRDSパラグライダースクール)

会場:兵庫県丹波市もみじの里

現地協力:TAKパラグライダースクール


明日、インストラクター更新会・関西

1月27日(木)は今季最初のインストラクター更新会が兵庫県丹波市で開催されます。今日は前日の最終ミーティングをTAKパラグライダースクールのクラブハウスをお借りして行いました。最近の状況を踏まえて、講義内容を決定していましたが、それをいかに伝えるべきか一日かけて話し合いました。
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リガー更新研修会・関東 1/24(月)

 当初予定していた筑波は雪。会場を取れなかったのが幸いしました。会場となった例年使用させていただいている鹿沼市菊沢コミュニティーセンターは雪の心配もなく、また設備も整っておりリガー更新会には最高の環境です。今回は急きょ、スカイパーク宇都宮の谷田教育事業部担当理事にお願いをして会場を手配していただきました。


 さて、更新会はKPSパラグライダースクールの三浦インストラクターに講師をお願いしました。所属する会社は以前、スカイダイビングスクールを行っていたこともあり、パラシュートとは古くから付き合いがあります。事前の打ち合わせでは、教材とするパワーポイントの製作、そしてそれからなにを伝えるかということを明確にしました。午前中いっぱいかけて行った講義、デモンストレーションでその目的は達成できたと思います。


 更新会をするたびに、もう教える内容もないだろうと思ったりしますが、道具が変化し続ける以上そんなことはなさそうです。最新の映像をたくさん見ながら、そのようなことは理解していただけたのではないかと思います。

 午後はI&R(インスペクション&リパック)。普段取り扱っていないパラシュートを選び、みなさんに行っていただきました。いつもと同じパラシュート、ハーネスですととかく手順、パターンで覚えてしまい、実際本当に理解しているのかどうかということが確認できません。理解をしたうえでのパックであれば、どのようなタイプにも対応できるはずです。途中、ややてこずる場面もありましたが、三浦インストラクターの的確なアドバイスもあり大きな問題もなく進行することができました。目標は16時に実技終了の予定でしたが、そこだけは目標を大きく上回り日暮をすぎた18時。焦って行っても、手を抜いて行っても意味はありませんので、時間以上に内容にこだわりました。ただ、次回は正確を持ちながらも時間にこだわりたいと思います。


 参加のみなさま、お疲れ様でした。世界のパラグライダーを見回しても、これほど確立されたパラシュートシステムはほかに存在しません。是非、裏付けされた理論に基づき自信をもってパッキングを行ってください。

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レスキュートレーニング in Korea 11/18

いよいよセミナー当日です。8時過ぎにセミナー会場に行くとすでにたくさんのパラグライダースクールの車を目にしました。9時の開始前には会場は満員。
そして参加者にはできたばかりのJPAレスキューブック・韓国版が配られました。
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さて、そして9:00、総勢70名のセミナーいよいよ開始です。はじめにセイヤン(教育事業部責任者)のあいさつ。私を紹介してもらったところで講義スタート。進行は私が英語で講義、それをセイヤンが随時、韓国語に訳して話すというスタイルです。参加者の多さ、しかも海外ということで緊張しましたが、セイヤンとのコンビネーションで順調にパワーポイントを消化。予定通りすべてのページをコンプリート。講義最後には会長のGinさんからご挨拶をいただき、イントロダクション終了。実技トレーニング会場に移動しました。

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朝の霧もこのころにはすべて解消されました。まずはレベル1「木からの自己脱出」のデモンストレーション。70名に見上げられる光景はなんともいえないものでした。ここでも英語で解説しながらの講義です。重要なポイントは繰り返し話しながら、自己脱出終了。たくさんの拍手に迎えられて地上に戻りました。


そしてこの後は事前に決めた12グループに分かれてトレーニング開始です。林の中に70名がごった返しているようなかんじですが、事前トレーニングを行ったリーダーたちは雰囲気に呑まれることなく安全管理をしながら着実し進行しています。ほとんどの方が初めての体験ということもあり、最初はセイヤンと各グループを見回りながらアドバイス。2人、3人と行うと徐々に形になってきました。予定通りお昼過ぎには全員がチャレンジすることができ昼食です。
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今回も韓国風ケータリング。辛くて暖かい料理で、体も再度ウォームアップできました。30分少々の休憩ですぐに再開。レベル1「宙吊りからの自己脱出」。みなさん、このような状況からどのように脱出するのか興味深々です。マッシャーやロープジャッキなど新しい技術もあるので、理解しやすいよう、ゆっくり確実にデモを行うように努めました。
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そしてまた各自トレーニングです。トレーニングを行っているととにかくみなさんモチベーションが高いことに驚かされます。ともすればセミナーといえば、みんなの前で失敗したくないものでやらないで済むものならやらないで終わらさせようと思う方もいるものです。そのように斜に構えた人は誰一人としていませんでした。逆に隙あらば、2回、3回とチャレンジしようとします。この辺の意識は大いに学ぶべきものです。技術を気持ちでカバーしている精神的な強さを感じます。やはり最終的には「気持ち」です。


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そんな雰囲気の中、宙吊りの自己脱出も思った以上に早く終了。このあと、みなさんの強い要望もあり「木の登り方」「ユマーリング」をデモ。すぐに我先にと木に登り始め、セッティングしたロープをすべて回収しました。


日暮が近くなりましたが、最後にレベル2「カウンターラッペルでの救助」を披露。救助完了とともにここでもたくさんの拍手に迎えられました。そして総括。セイヤン、私、そして今回のためにお見えになった韓国航空協会の会長から総評をいただき無事終了。インストラクターのみなさんには修了証が手渡されました。使用した機材は希望者に販売、今後のスクール活動に役立てられます。このような形で、韓国でのJPAセミナーは無事終了。たくさんの方から「ありがとう」、そしてGin会長、セイヤンからも「Big Succes!!」と賛辞をいただきました。韓国滑空協会はレスキューBOOKの翻訳を快く快諾してくれ、このようなセミナーを開いてくれた只野会長はじめ日本パラグライダー協会に大変感謝していました。今後もアジアでのパラグライダー文化の発展のため両国、両協会はともに歩み続けます。

*写真は後日まとめてホームページにアップします。

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