| 大会レポート
宇都宮Open Cup 2013 レポート
宇都宮Open Cup 2013 レポート
実行委員長 水沼 典子
11月9日
週間天気予報も高気圧圏内でばっちり、前日までの天気予報でもばっちりな大会初日。選手の皆さんも全国からお集まりになり、受付開始~30分でほとんどの方が受付終了となりました。2013年最後のファイナルタスク。皆さんの楽しみにしていた気持ちが伝わってきます。
ところが…。選手全員がテイクオフに上がりきるころにはそれまで青空だった空が一面雲に覆われることに。しかし、これは一時的なものでまた青空になる、陽射しが少しでも出てくれればレースはできる、と信じて長いウェイティングがスタート。う~ん。地上の風もほとんど動きが無く対流が起きてこない感じ。
12時頃数名フライトするも穏やかにランディングに降りてきます。それでもときどき薄日が射すタイミングがあるとちょこっとソアリング。そんなタイミングがあればゴールできる、という期待をこめてN2は20.5㎞、チャレンジは12.8㎞のタスクが組まれ13:10ゲートオープン!そしてテイクオフした選手はわずかなリフトを求めて粘りますが、残念ながらミニマムをクリアーした選手はN2・チャレンジともおらずこの日は残念ながらまさかの不成立、となってしまいました。
大会成立間違いない天気予報だっただけに残念な気持ちが強くなってしまった今日のフライトでしたが、ランディング場では猪の丸焼き(!?)や水餃子などで冷えた体を温めてもらいました。
そして18時からのウェルカムパーティではファイナル恒例、競技事業部鈴村氏の力作、総移動距離王、総エントリー数王、などなどユニークな「○○王」の表彰が行われ、たくさんの方に表彰状が贈られ楽しい時間を過ごしました。
■11月10日
昨夜までフライトの可能性があることを信じておりましたが、朝起きてみると霧雨。そして時間とともに寒冷前線が接近してきて雨・風ともに強まる予報のため本日のタスクはキャンセル決定、9時30分から閉会式&年間の表彰式を行いました。
表彰式では宇都宮OPEN CUPで用意していた賞品を年間入賞者の皆様の副賞とさせていただきました。2013年のリーグ戦を戦ってきた入賞者の方々の笑顔を拝見すると、来年はぜひファイナルタスクを宇都宮で決めて、さらに良い笑顔で1年を締めくくっていただきたい、と強く思いました。また、チャレンジリーグの参戦者数はここにきて増加している、とのこと。きっとこれからのリーグ戦を盛り上げていってくれると思います。
今回は不成立となってしまった今大会ですが、成立を信じてご協力いただきましたスタッフの皆様、JPA関係者の皆様、いつも本当にどうもありがとうございます。
また来年からあらためて、連続大会成立記録更新に向けて皆様をお待ちしております!