2024年10月18日｜大会レポート

COOオータムカップ2024

集合写真

競技委員長：辻　強

　今年も暑い夏が長引き、週末ごとに秋雨前線が停滞して飛べない9月でしたが、やっと大会の週末に待望の秋の移動性高気圧に覆われ、フライトコンデションが整いました。

10月12日　初日

朝から晴れ、山頂は弱い西風です。
大会側で準備した朝食サービスがあります。メニューは八郷の新米ごはん、豆腐の味噌汁、大根のそぼろあんかけ、きんぴらごぼう、だし巻き卵、納豆、バナナ、ヨーグルト、コーヒーです。しっかり食べてから、山頂に上がりました。

気象状況は、移動性高気圧に覆われて晴れ、雲底1000mで東寄りの風が吹く予報です。
東山頂にて、開会式、ジェネラルブリーフィングが始まりました。
フライトコンデションは、良さそうで、フリーパイロットがテイクオフするとグングンと上昇しました。すぐにタスクは決定しました。

開会式

JPA競技事業部

ジェネラルブリーフィング

チェレンジリーグは、エリア内を三角に三回周って平沢ゴール。チャレンジリーグでは最長のタスク距離31Kmなりました。ウィンドオープン10時45分、アーリーバード10時半、11時半エアスタートに設定しました。

PCL TASK1

ナショナルリーグは、今年の春と同じタスクで都賀インター経由してスカイパーク宇都宮ゴール。タスク距離57Km、ウィンドオープン10時45分、アーリーバード10時半、12時エアスタートに設定しました。

PNL TASK1

東テイクオフの風も良くなり、ウィンドオープン後、順調に選手はテイクオフ出来ました。
エアスタートする前、雲が広がり２名がランディング、すぐにリフライトに回り戦線復帰！

チャレンジリーグは、11時半エアスタート後、選手は順調にタスクを回ることが出来ました後半、エリア内が海風で東風が強くなり途中風にはまって進まない。そんな中、大ベテランの岩野選手は、手堅くタスクを回り平沢ゴールにトップゴール！
2位にCOOの阿部選手がスピードセクションはクリアしましたがゴールまでは届きませんでした。でもとても良い飛びでした。

ナショナルリーグは、12時エアスタート。雲底は1000mでクロカンに出かけるには低めですが、集団で動くことサーマルを見つけて都賀インターを目指します。内陸は雲底が１２００～１３００ｍまであがり、宇都宮付近、内陸は南風になり壬生インター付近が難しかった様ですが、都賀インターを回れば風に乗ってスカイパーク宇都宮ゴールまで行けました。
トップゴールしたのは藤野選手でした。リフライト組でほとんど一人で飛んでいたそうですがお見事です。春の大会は4名ゴールでしたが、今回は12名で大量ゴールになりました。

チャレンジリーグTASK1リザルト
◆総合　◆女子　◆チーム戦

ナショナルリーグTASK1リザルト
◆総合　◆女子　◆チーム戦　◆スポーツクラス　◆スポーツクラス女子

ナショナルリーグ　GOAL　※写真は竹田明彦様提供

TOPゴールの藤野選手（左）と2位の中島選手（右）

着順3位正木選手（右）4位里見選手（中央）5位針生選手（左）

着順6位の吉原選手

着順9位関根睦選手（右）と着順10位柏倉選手（左）

着順5位針生選手（左）と着順8位山田選手（右）

着順11位食堂選手（右）と着順12位吉田史弥選手（左）

10月13日　二日目

今日も晴れ、しっかり朝食サービスを食べて山頂に上がります。
山頂は北東風、選手が上がった頃は、風が弱かったですが、9時過ぎると地上で北風5m/sの風が吹いて、長い風待ちになりました。

タスクを決定しました。しかし、フリーのパイロットが数名飛びましたが空中は荒れていて競技するには厳しい状況です。それでも、東寄りの風に変わる予報を信じて両リーグともにテイクオフで風が変わるのを待ちました。
無情にも強い北風は治まることなく、競技を行うには厳しいとの判断から13時をもって競技キャンセルとなりました。車で下山して速やかに表彰式、閉会式を行いました。