レポート
JPA競技事業部:藤野光一
2024年JPAナショナルリーグ、チャレンジリーグは、それぞれ「FINAL in 朝霧 2024」において全ての競技が終了し、リーグ戦が終了しました。 今年はチャレンジリーグが6タスク、リージョナル5タスクの11タスクが成立しました。ナショナルリーグでは8タスクが成立しました。今年は昨年以上に「天気が悪くて大会が成立しなかった」と言う印象がとても強いリーグ戦となりましたが、大きな事故もなく、無事1年間のリーグ戦を終えられたことに競技事業部長として安堵しております。この場を借りまして、参加いただきました選手のみなさま、大会を主催していただいたスクールやエリアのみなさま、その他多くの関係者のみなさまに改めて感謝申し上げます。
また、年間成績で入賞された選手のみなさん、おめでとうございます。非常に厳しい戦いの中で、実力を発揮されたことと思います。入賞できなかった選手のみなさまも、今年の結果を元に新たな目標を見つけていただき、来年も技術や知識を向上のためJPA競技会に参加いただけることを願っております。
それでは、以下に2024年リーグの成績を掲載させていただきます。
チャレンジリーグ2024 年間表彰
総合
PCL年間総合優勝 No.501 中村裕昭選手、508岩野おさむ選手
PCL年間総合
優勝 No.501 中村 裕昭 PHI MAESTRO2LIGHT
優勝 No.508 岩野おさむ ADVANCE SIGMA DLS
第3位 No.511 阿部 耕治 NOVA MENTOR7
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写真提供:中村浩希さん
大会レポート
JPA競技事業部:藤野光一
例年より約1か月程早いスケジュールになりましたが、JPAのリーグ戦最後を飾る「FINAL in 朝霧2024」が11月9日・10日に朝霧猪頭エリアで開催されました。 10月末から季節外れの台風発生により、天気予報が全く読めない状況の中、ナショナルリーグ46名、チャレンジリーグ11名の選手が最後の戦いに集いました。
DAY1
受付
朝から日差しが眩しい競技日和と思える天気の中、続々と選手が受付に現れます。少なくとも、つい3日ほど前の天気予報からすれば随分と良くなったことから、「飛べる!」と思えるだけで気分が上がるのはフライヤーの性とでも言うべきでしょうか?
何しろ、今回で今年のランキングも全て決まってしまうため、トップ狙いの方、カテゴリー別のトップを狙う方、TOP10入りを目指す方、それぞれ個人の掲げた目標を達成するためにシーズン通して頑張ってきたのですから、気合も入ろうと言うものでしょう。
選手は受付を済ませると、すぐに送迎車に乗ってテイクオフへ移動して行きます。
大会実行委員長
競技委員長
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JPA競技事業部:藤野光一
例年11月中旬に開催されている四国三郎ジャパンカップ。今年は少し時期を早めて10月下旬の開催となりました。しかし、季節外れに発生した台風20号の影響や、秋雨前線の影響が早い段階から懸念され、それを反映するように天気予報は雨マークが並ぶ、なんともテンションの下がる開催日程となってしまいました。 それでも、ナショナルリーグの選手が四国の地まで足を運び、2日目は予報が好転して競技が出来たことは喜ばしいことだと思います。 主催者、スタッフ、選手ともどもヤキモキした2日間を簡単にレポートいたします。
DAY1
朝から厚い雲に覆われた四国三郎の郷。受付を開始する8時を回る頃には小雨が降りだしました。気象モデルによっては、午後から好天を示唆しているものもあったため、9時から開会式を行って10時までウェイティングとなりました。
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集合写真
競技委員長:辻 強
今年も暑い夏が長引き、週末ごとに秋雨前線が停滞して飛べない9月でしたが、やっと大会の週末に待望の秋の移動性高気圧に覆われ、フライトコンデションが整いました。
10月12日 初日
朝から晴れ、山頂は弱い西風です。
大会側で準備した朝食サービスがあります。メニューは八郷の新米ごはん、豆腐の味噌汁、大根のそぼろあんかけ、きんぴらごぼう、だし巻き卵、納豆、バナナ、ヨーグルト、コーヒーです。しっかり食べてから、山頂に上がりました。
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競技委員長:松原 彪
暑い夏の「 第42回バードマンカップ獅子吼2024」が今年も開催されました。 この大会は毎年夏の恒例行事となっており、全国から多くのパラグライダー愛好者が集まります。今年も例外ではなく、文字通りの熱気に包まれた2日間となりました。 成立条件が抜群に良い8月3日から8月4日の2日間で、参加者たちは早朝から集まり競技に臨みました。
2日前の8月1日に例年より遅い梅雨明けが発表され「梅雨明け十日は晴れ」のことわざ通り、良い天気に恵まれました。
今回から「綿ヶ滝ゴール」が新たに追加されました。
エリアの南に安全にランディングが出来る場所を検討して交渉していたのですが、大会一週間前に地元の方のご了解を頂きゴールとさせて頂きました。
選手の皆さんには急な変更でご迷惑をおかけしたことと思いますが、ご理解ください。
その「綿ヶ滝ゴール」へは、前日から来ていた選手の何人かがチェックのためにフライトしていました。
前日練習で「綿ヶ滝ゴール」へ、来た皆さん
8月3日 大会1日目
予報通り天気も風もよく、NLのタスクは獅子吼周辺を大きく二回の往復をした後「綿ヶ滝ゴール」という、29kmのタスク。
PCLは獅子吼周辺のターンポイントを周回し、メインランディングをゴールとする15.4Kmのタスクが設定されました。
異常に暑い中、熱中症の恐れがあるので、今回はリフライトに回収車を利用してもOKということにいたしました。
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