2009年PWC選手育成基金収支報告

JPA正会員スクール、パイロットの皆様の応援Tシャツ購入、ご協力ありがとうございました。
皆様のご協力により2009年はPWC韓国プレPWC中国へ選手を送り出すことができました。


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2010年は日本国内のPWC八方尾根PWC中国とアジアラウンドで2戦が予定されています。
JPAでは世界へチャレンジしたい選手を応援します。高いモチベーションを持った選手を自薦他薦問わずお待ちしております。


[2009年PWC選手育成基金収支報告]


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※支出詳細


(1)2009年PWC韓国選手派遣


2009年PWC韓国へ2名の選手派遣を考えていたのですが、最終的に19名がセレクションされたため、対象選手を2名に絞り込むことが難しい状況となりました。そのため、19名のJPA選手団遠征費として、ソウル空港から大会開催地Mungyeonまでの交通費(バスチャーター代)として支援することとしました。


8000円×19人 1152000円


(2)2009年プレPWC中国選手派遣


以下の5名の選手渡航費(航空チケット)を支援しました。


1小林泰(エアパークCOO)
2青木翼(浜名湖PGS)
3前堀善斗(白馬八方尾根PGS)
4吉田功(パラパーク青木)
5三浦亜津子(KPS)


渡航費合計 284035円


PCL 第1戦 京の都カップ 1日目

14時


40名ほど飛んだところで小雨と風速アップのためテイクオフクローズ。


下山となりました。




残念ながら本日の競技はキャンセル


開会式の後、セミナーを行いました。


その後はフリーフライトへ。


18時からパーティーです。




本日の競技はキャンセル


これよりセミナーを行います。


セミナー終了後はフリーフライト




おはようございます。


受付8時から


9時から本部にて開会式及びセミナーです。


PCL京都 前日

明日からの大会準備も順調に進んでいます。


注意
大会本部前の堤防道路は南側が工事中で通行出来ません。
少し迂回するか北回りでお越し下さい。


明日の予報は朝の内は雨が少し降るかも知れませんが、その後飛べるかも?
予報も少しずつ良くなって来ていて明日になれば更に好転してるかも?


皆さんのお越しをお待ちしてます。


くれぐれも安全運転で!


PCL 第1戦 京の都カップ 2010 に参加の選手にお知らせ

3月13日(土)~14日(日)に開催されます『PCL 第1戦 京の都カップ 2010』において、今年も『コンペチャレンジベーシックセミナー』を開催する予定です。


一日目が悪天候の場合には開会式後に行いますので天気が悪くても朝から受付集合!


よろしくお願いします。


ナショナルリーグ第1戦第7回JPA PG カップ in 富士山 レポート

開催地 : 静岡県富士宮市猪之頭フライトエリア及び朝霧高原
リポート : テクニカルデリゲート 松原正幸


<プロローグ>


今年で7回をむかえたJPA PG カップin 富士山


この季節、「猪之頭エリア以上に飛べる場所は日本にナシ」と断言できるほど、フライト確率、抜群のコンディションはご承知の通り。初回開催から連続成立を誇る大会だ。


雄大にそびえる霊峰富士を望むフライトは、日本人だけにとどまらず、世界各国のフライヤーが憧れる場所でもある。


時期、場所ともに最高レベルにある大会だけに、参加選手たちの期待度も高い。


成立するのが当たり前と思われているふしもある。大寒波や強烈な冬型にならない限りはという条件付きではあるのだが・・・。


2月第一週、広域に亘り降雪があった。猪之頭においても10年に一度というほどの降雪量。昨年に引き続いて使用する西富士テイクオフは雪に覆われてしまった。そしてテイクオフへの道路も、樹木が雪の重さに耐え切れず、ぽっきりと折れ、所どころ道を塞ぐ。また人の手では簡単に動かすことのできない大きさの落石と、開催間近にこの試練。連続成立を誇る大会に立ち込める暗雲。だがそこは大会実行委員長の中川氏の素早い対応で、アクセスは確保されてオールグリーン。飛べれば大会史上初?の真っ白なスノーテイクオフ。「雪があってもサーマルはでるからっ」と実行委員長の言葉通り、雪化粧した猪之頭エリアのコンディションは上々。あとは当日の良い天気をお祈りするだけ。


<2010年2月6日>


昨年同様「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」に大会本部を設置。続々と集まる選手たちは旧交を温める。


予報では、きつめの冬型の気圧配置。競技は難しいかもしれないが、可能性はゼロではない。予想された北風の流入もまだないということで、エリア麓にあるウイングキッスのクラブハウスへ移動。ウェイティング時間を利用しての開会式が行われる。


ほどなく、予報どおり爆風が吹きすさぶ。こういう予報はハズレて欲しいものなのだが。


北日本、東日本を中心とした冬型の気圧配置は、5000m上空にマイナス45度以下の強烈な寒気をともなって、日本海側には暴風雪や高波をもたらした。駿河湾を望む猪之頭エリアにおいてもその影響を真ともに受けることになる。


時折吹きすさぶ突風は、クラブハウスを揺るがすほど。11時45分にキャンセルを発表。


富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジへ戻って、温かいカレーうどんのサービス。選手は舌鼓をうつ。





<2010年2月7日>


天気予報では、日本海側にある高気圧が急激に南下するとのこと。本当なの?と目を疑うほどの急展開は、大会成立を願うみんなにとっては嬉しいニュース。


だがしかし、昨日から比べれば幾分か和らいだ爆風も、飛べるほどには収まっていない。


わずかな可能性に賭け、11時までウェイティング。その間、扇澤氏による世界動向に関する報告や、競技事業部による選手育成基金に関する選手へのヒアリングが行われた。


「まさかねぇ、けど予報だからねぇ」疑ってはいたものの、高気圧の張り出しにちょっぴり期待をしただけに、カッガリ気分。北海道東沖にある低気圧は停滞。強い冬型の気圧配置は依然として変わらず。残念ながら第一戦はキャンセルとなってしまった。


美味しい水団サービスの後、閉会式。大会賞品をくじ引きで分配し、富士山をバックに記念撮影、解散となった。


年々向上する機体性能をうけ、芝川リターンのロングタスクが用意されていただけに不成立は残念。来年こそはビックタスク成立を期待したい。


最後に、西富士友の会、怪鳥倶楽部、大会運営スタッフの皆様、そして参加された選手の皆様、お疲れ様でした。そしてありがとうございます。どうぞ来年も宜しくお願いいたします。