推薦書、グライダー変更届についてのお願い

JPA競技会参加に必要となる、登録推薦書、グライダー変更届ですが、使用グライダーに関してグライダーカラーを記入する箇所があります。


グライダーカラーは赤、青、オレンジなどの分かりやすい色でご記入ください。
今まで、グライダーメーカーのカラー名で記入されている方がいました。(例えば、サンド、アプリコット、サングリアなど)

各大会での安全管理上、わかりやすいカラーでの表記が必要になります。

また、この登録推薦書、グライダー変更届は参加大会の5日前には到着するように提出してください。どうしても時間がない場合は、5日目までに事務局にFAXし、後日必ず、登録スクールから郵送してください。

皆様のご協力よろしくお願いします。


PWCポルトガル TASK7

3タスク成立後も空は快晴なものの、強風コンディションが3日間続き3日連続のタスクキャンセルとなった後の最終日です。

北風ベースのため、初日と同様に北向きテイクオフでのタスクセットとなりました。決定されたタスクは、風上のスタートパイロンをとった後、北上してゆく90kmのクロカンタスクです。


一斉スタート前の空中待機時間は1時間、強めの北風に翻弄されながら、スタートパイロンに近づくのも四苦八苦し、低く撃沈していくパイロットがいる中、JPAチーム4名は、生き残りなんとか高度を稼ぎ、スタートを切ることができました。


スタート時点のサーマルトップは、1700mとかなり低め、北上を開始するとすぐに高度を失い苦しい展開に、それでもやはりワールドカップは世界の強者揃い、撃沈してゆく選手はごく僅かです。その僅かの中に決して入るまいとJPAチーム4名は必死に粘り上げ、少しずつ距離を稼いでいきます。

レース中盤になりサーマルトップは2200mまで上がりレース速度も上がっていきます。上位集団からは引き離されて、おのおの少数グループを形成して、起伏が少なくサーマルを探しにくいポルトガルの丘陵地をなんとかグループフライトで乗り切っていきます。


レース終盤まで好条件は続き、青木、水沼、藤川、増子の順にゴールメイク!そうです、最終日は、JPAチーム4名ともゴールを達成しハッピーな一日となりました。


そして、表彰式、4タスクとも安定したフライトをみせた増子選手が見事女子の部で準優勝!表彰台を獲得しました。おめでとうございます。


日本からたくさんの応援、ほんとうにありがとうございました。


PWCポルトガル TASK3

3日目です。今日はこれまでの3日間でベストコンディション。93キロのロングタスクが組まれます。高度制限の2950mを気にしながら飛ばなければならないほどのスーパーコンディションです。

10数キロ先のファーストパイロンからのリターンでは、上位集団のお尻に張り付いて山沿いのルートを進む藤川と直線的な平野部の最短ルートを進む水沼、増子、青木の2手に別れて、ネクストパイロンを目指します。


やはり先頭集団は速い、置いて行かれて一人旅になって右往左往する藤川と追いついてきた増子、青木が30キロ地点で合流します。高く抜け出た水沼選手が一歩抜け出して先を行き、苦しい展開ながらキープハイで駒を進める増子、藤川、そして、高度をロスしてさらに苦しい展開の青木と続きます。


結果、数キロ先を進んだ水沼選手がリフトに乗れて見事ゴールメイク!おめでとうございます!残りの3名は...残念、時間切れサーマル売り切れにつきあえなく80キロ付近にランディング。


それでもみんな頑張ってます。明日こそゴール。結果は出ていないけど、明日に繋がるフライトが出来ていると信じて明日も飛びます。応援よろしくお願いします。


PWCポルトガル TASK2

レポート:藤川 稔
ワールドカップポルトガル2日目です。本日も雲ひとつないブルースカイ。今日は、比較的風も弱く、アウトアンドリターンを繰り返す73kmのショートタスク?がセットされました。


一斉スタートのあと、十数キロ先のファーストパイロンリをターンするまでは、JPAチーム4名とも上位集団のお尻について頑張りましたが、やはり世界のトップパイロットたちのスピードは違います。離され始めるとあっという間に差が開いていきます。それでもあきらめずに粘り強くゴールを目指して飛びます。なだらかな丘陵地が続くポルトガルでは、サーマルを探すのが非常に難しく、集団から離れると命取りです。


一人にならないように、小さなグループを形成して、ゴールを目指しますが、レース終盤非常に渋いコンディションになりあえなく4名とも残り十数キロを残してランディングとなりました。

本日はゴールならず残念でしたが、明日以降もワンフライト、ワンフライトを大事に飛んでいきたいと思います。



PWCポルトガル TASK1

レポート:藤川 稔
ワールドカップ ポルトガルいよいよ大会スタートです。初日の今日は、すばらしい快晴、雲ひとつない青空です。風は北、メインではなく北向きのテイクオフを使用します。ダミーが出てソアリングを開始するもなかなか逆転層が抜けず、遅いスタートとなりました。

TASK1は、追い風に乗って行ってしまえの93.8kmのロングディスタンスが決定です。スタート後、風上側にあるスタートパイロンを取るのも大変なほど、風が強いコンディションとなりましたが、粘り強く飛んだ青木選手と増子選手が見事ゴールを決めてくれました。

増子選手は女子1位です。

明日以降も好天が予想されるそうです。