8/12 Task1
北斜面テイクオフ(A1)に到着。
TASK1 95.4Km Start 13:45 18:00 Close
良いコンデションとのこと、Start~Closeまでの時間が短い気もするので、のんびりはしてられません。雲底につけて、ウェイティングの後 スタート。
一周多く回しただけで、集団の後方になってしまいます。浮き重視・軽めのセッティングなのでどんどん差が開きまが、去年飛んだことのあるエリアなのでマイペースでフライトです。
TP2⇒TP3に直行した、先頭グループは、先の谷で低くなりスタック。降り始めている機体もいます。ここで、逆転。高度維持の数機と移動です。
その後も、雲底⇒グライドを繰り返して 先に進みます。最終TPを回って残り35Km。 進行方向はクリアで、この先は上がりそうもありません。最後の雲で高度を稼いで進みますが、やはり上げが無く、牧草地にランディング。
ランディングするとまもなく、おじさんと二人の息子がよってきました。このおじさん家で、一休みしたあと、NoviPazarの中心街まで送ってもらい回収車を待ちます。この時間も楽しみです。
ランディング 17:05 距離:68km ゴールできず。
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8/11 大会初日
開会式。ジェネラルブリーフィング。
北風強風予報で、初日キャンセル。
「先週のPreEURO では、6日間で 5Task成立した。明日からは、心配ない。」
とのアナウンス。
その後は、トレッキング(バスツアーが出る)や、SKI場周辺の娯楽施設の案内で終了。
選手は明日に向けて、開会式会場で グライダーチェックや、ゼッケン貼りを行っています。
テラスでランチを食べたり、SPAに行ったりのんびりすごしています。
明日は、期待できそうです。
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2013PWC第4戦となるSerbiaステージに参戦中の隅選手からレポートがとどきました。Franceに引き続きの参戦と武者修行中!がんばれ!
8/11 レジストレーション
強風+午後から雷雨の予報が出ていて、今日のフライトはなし。
ブリーフィングの最後に、今日明日の過ごし方の案内あり。
(明日も、厳しいのか‥‥)
「Serbia KOPAONIKは、SKIリゾート地で、夏は山頂からのトレッキング、ダウンヒルサイクリング、SPA、プール、、、とたくさんがありいくらでも楽しめます。」
とのこと。
Japanメンバーは、四輪バギーで山頂 へピクニック。
空域全体の確認もできました。
8:00からウェルカムパーティー、飲み過ぎないように注意!
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PWC France Val Louron 2013 に参戦して
ナショナルリーグに参戦し始めて、目標としたいた、PWC大会の France Val Louron 2013に参加することができました。JPA 選手育成基金による御支援をいただき、ありがとうございました。
参戦にあたって、アドバイスをいただいた 扇沢さん、宮田さん、大沢さん、長島さんをはじめ、上位に選手の方々に大変感謝しています。
ナショナルリーグに参加している方々、これからPWCに参加しようと思っている方々の参考になることを願い、ここにご報告をしたいと思います。
まず、JAPナショナルリーグが掲げている「世界への足がかり」ですが、まさにそのとおりだとおもいました。ナショナルリーグで培われる技術が、エリアのスケールこそ違いがありますが、そのまま通用する部分もありました。また、同時に世界のトップパイロットの方々との実力差も大いに実感した大会でした。PWCを目標としていることで、今までJPAのTop選手の方々から色々なアドバイスを頂いていましたが、その中から今回のフランス大会で、次のようなテーマを設定し事前準備を重ねてきました。
1.初めてのエリアで、どうやってフライト(ゴール)するか。(扇沢さん)
2.PWCトップパイロットの上げきる技術(扇沢さん)
3. グループソアリング(長島さん)
4.メンタル(宮田さん)
5.PWCへの心構え(大沢さん)
今回の、France Val Louron エリアは、スペインとの国境の東西に横たわるピレネー山脈の北側で、ピレネー山脈からいくつかの南北に伸びる尾根・谷筋を広範囲に使用する、どちらかと言うと山岳エリアです。
南北に伸びる谷筋には、バレーウインドが入り込み、普段練習しているエリアとは違うので、始めてのエリアでどうやって、サーマルを探し当てるか、谷渡りを行うかといった大きな課題がありました。
事前に設定したテーマ毎の達成率ですが
1.初めてのエリアで、どうやってフライト(ゴール)するか。
初日のTask1で、ゴールできましたが、トップからは大きく遅れ、一人旅が続きしました。Task2、3も同様で、「自力でサーマルを探す、ルートを探す」にあたっては厳しい状況が続きしまた。ただ、自分でサーマルを探すことや、ルートを探す場合のベースになったのが、普段飛んでいる時に考えている事で、それらをアレンジすることで利用価値が広がることに大会後半は気づきました。これに気づいたことで、フライトに対してのあせりが消え、余裕が出てきて、Task6でのゴールにむすびつきました。
2.PWCトップパイロットの上げきる技術
動作シュミレーションを伝授していただいたので、毎Taskのスタート前に実践でき、かなり練習を積むことができました。
3.グループソアリング
最終日のTask6でのフライトの後半が、トップグループに混じってのフライトとなりました。その時の、10機以上でのスピードアップしたフライトが、まさにグループソアリングだったのではないかと思います。
4.メンタル、5。心構え
事前に準備をおこないましたが、半分程度の出来だったと思います。このアドバイスが、PWCをそれほど緊張せずに迎えるためには必須だったと思います。
各々の達成率としては
技術的な内容: 1/2
メンタル的な内容:1/3
総合的には、1/3~1/2となりますが、解決の糸口につながるような発見がありましたので
その内容を習得することで、自分のレベルを上げていきたいとおもいます。
今回PWC参戦にあたり、色々準備をしたつもりでいましたが、まだまだ不足している部分(技術、心構え)がたくさんあることに気づきました。またそれらを準備することで、自身の成績の向上を目指していきたいと思います。また、Serbia Raska-Kopaonik 2013 への参戦を決めていますので、その中で、今回の課題の実現にチャレンジしたいと思います。その後は、JPAナショナルリーグの各大会において、課題の克服を目指し次のチャンスへ繋いで行きたいと思います。
2013年 7月 28日
隅 秀敏
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今日はこちらに来て初めての快晴のテイクオフとなりました。テイクオフへはグライダー満載のトラックとパイロットは観光バスで1時間かけて移動します。朝早いためか宮田を含め、ほとんどの選手はバスで寝ています。
バスを降りると、まずはテイクオフまでの200mの歩きと約50mの登りが待っています。登り場に着くと、いらっしゃいませとばかりに、馬ポーターのおじさんが笑顔でやってきます。体調が本調子でないので、今日もお願いしてしまいました。
今日のタスクは73km。ただし、40㎞先のゴールまで行き、そしてそのゴールに対し15km半径シリンダー外へ一度出ます。そして再度ゴールに戻ってくるという面白いタスク。15kmのシリンダーはどちらの方向にも出ることができ、最も効率が良い方向へ選手は出ていく選択肢が勝負の分かれ目となります。
スタート前、テイクオフ周辺は強いリーサイド(裏風)となりかなり荒れていて大変。選手はレベル2を連呼。時にはレベル3も・・・。このままではタスクキャンセルになってしまう。まずいと思いながらも何とか雲底で耐え抜き、無事スタート。
前半は山沿いに発生した積雲下をフルスピードで南下。こんな強い上昇風帯をアクセルを100%踏み切った状態で飛ぶことができるとは・・・。昨今のグライダーは凄い!
あっという間にレースは展開し、勝負はやはり、ファイナルグライド手前のサーマル探しです。宮田、ミハエルシーゲルのBoom9コンビは、弱い煙が上がっている雲底へ勝負。
クリーゲル、マイケルのマウラー兄弟とステファンバーガーは低くさらに奥へ突っ込みます。
やや同時にサーマルヒット!+2m/sと弱いですが確実に雲まで続きそうです。先に上げきったのはマウラー兄弟組、宮田シーゲル組もすかさず追いかけます。11㎞のファイナルグライドでその差は詰まらず、宮田5位でフィニッシュ!
本部で結果が発表された後、フランスチームがもう抗議!ファイナルグライド手前のサーマルがファイアーソアリング(タスク4で問題になった)ではないかとのこと。宮田は高度も高く、全く身に覚えがないので相手にしていませんでしたが、突然結果が変更!なんとファイヤーから一番遠くて、最も高度が高かった宮田、ミハエルシーゲルがペナルティで0スコアーになっているではありませんか!!
確かに10数機は低くファイヤーに飛び込み、潰れながら上がっているグライダーもいましたが・・・。最も遠く全く問題ない我々がペナルティとはどういうこと!?
早速、文書で抗議書を作り、ディレクターに提出。明日の朝までには、間違いは正されるでしょう。
明日はいよいよ最終日。同じく悔いなく攻めます。
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