5月21日

大会7日目、閉会式:レポート青木翼

いよいよ最終日ですが朝からあいにくの雨模様。
当然競技はキャンセルとなってしましました。

この結果、優勝はアメリカのジャックブラウン選手。
ジャック

水沼選手はアジア女子3位。
水沼選手



そして、アジア・オセアニアチャンピオンには宮田選手が見事輝きました。
宮田選手アジア1位

今回のワールドカップは日本や韓国はもちろん、イラン、インド、タイ、マレーシア、インドネシア、中国、台湾とアジア圏から参加しました。
これほどアジアからの参戦があったのは初めてだそうです。
これからのアジアパラグライダー界の発展が楽しみです。

今大会はタスク2本と成立が少なく残念でしたがこれからヨーロッパラウンドが始まります。
JPA選手も数名出場する予定ですので応援よろしくお願いします。
記念撮影


5月20日

大会6日目:レポート青木翼

韓国に来て初めて曇天の朝です。
テイクオフに上がってウェイティングしますが雨がぱらついてタスクはキャンセルされました。

その後雨はあがったのでJPA選手たちはフリーフライト。
曇天フライト

しばらく飛んでいると雷が鳴り出し雨も降ってきたので本日のフライトは終了です。

競技日はあと一日。
天気予報が良くないだけに奇跡的な好転を願っています。


5月19日

大会5日目:レポート青木翼

今日も天気は良いのですが強風予報です。
ただ、昨日も強風予報でタスクが出来ただけに期待してテイクオフに上がります。

朝方は風が強く飛べる感じでは無かったのですが昼頃に風は徐々に弱まっていきます。
しかし、ダミーが全く上がらず14時ごろまでウェイティングしようやくタスクが決定。

15:00スタートのエラップスタイムレースで僕も含め数機テイクオフしますがレベル3の無線でタスクキャンセルとなりました。
僕としてはタスクが出来るコンディションだっただけに残念です。

JPA選手たちはもう一度テイクオフに上がりフリーフライトを楽しみました。
夕日フライト


5月18日

大会4日目:レポート青木翼

この日の予報は南風強風で競技をするには厳しい予報でした。
テイクオフに上がるとやはり南風の強風で長い時間ウェイティング。

ところが昼ごろ、薄い高層雲が張り出し風が落ち始めたのです。
どうやらエリアの外は強風なのですがここだけ風が淀んでいるようでです。

タスクはエリア内を使った52.8kmのエラップスタイムレース。
ゲートオープン13:00、スタート14:00でした。
T3テイクオフ

空中待機中は上限1600m程の空域に選手がひしめき合います。
この迫力に感動してしましました。
スタート前

スタート時刻が来るとさらに高層が張り出しエリアは渋くなりランディングほ余儀なくされた選手も多数いました。
そんな中、粘りの飛びをした宮田選手がゴール。
宮田選手はまだまだ表彰台のチャンスは十分にあります。
後半戦はこれからです。


5月17日

大会3日目:レポート青木 翼

昨日、強風でテイクオフできずにキャンセルになったので朝早めに選手たちはテイクオフへ移動します。
発表されたタスクは南方向にダイレクトに飛んでいくクロカンタスク66.7km Race to Goal。

11:00ゲートオープンの12:00スタート、選手は次々にテイクオフしていきます。
空中待機中選手によっては3000m程まで上昇出来たようです。

そしてスタート時刻とともに一斉にスタートしていきます。
最初の難関は平野に出る手前の上げ直し。
サーマルは豊富なのですが+10m/s以上の非常に荒れたサマールでパラシュートを投げる選手も。

ここを抜けると空域は比較的安定していて上昇も豊富でした。
T2クロカン

最後の波乱はゴール15km手前からの高度制限2000mでした。
2000以上上がる条件だっただけに選手によっては高度を落とさなければなりませんでした。
この高度制限にひっかかり何名かは失格となりました。

結果的に80名ほどの選手がゴール。
JPA選手では宮田、扇澤、大澤、正木、廣川、長島、塚本、青木がゴール。
T2ゴール

T2ゴール2

ただ、この日もテイクオフが強風になっていったいようでテイクオフ出来ない選手が数名いたのが残念です。