レポート:青木 翼
朝からやや雲の多い朝でした。
朝一、フライトをしようと早朝からテイクオフに上がってみましたが強風。
無理してフライトせずに下山しました。
定刻になって選手一同テイクオフに上がりますが雲はさらに増えています。
上空はかなり強風のようでタスクは早々にキャンセル、雨もパラつきました。
JPAチームは午後から食材の買出し、今回宿でお世話になっている地元インストラクター、ジョルディーさんと食事をして過ごしました。
休息はばっちり、明日以降のタスクに期待です。
レポート:大澤 行英
天候は良く、風も弱そうです。
主催者は大きなタスクをやると朝から張りきっています。
朝の集合時間が告げられることはなかったですが、大体10時ごろに集まって、大型バスが到着して、そして全員がテイクオフへ・・・。
テイクオフの風はやや強めでしたが、132kmのレーストゥゴールが組まれました。
ゲートオープン13時00分エアースタート時間14時00分。
最初はテイクオフの南のスタートシリンダーに入り次に北上。
Torempのまちに向かい、東へ38km、また西のTorempに戻って今度は東に20kmの町をとって北へゴールです。
JPAチーム大澤、伊藤、正木、青木の4名はゲートオープンとともに全員テイクオフ。
最初のサーマルは渋く2200mまでしか上がらず、エアースタートまでの1時間がとても長く感じました。
アクセルと踏むことなく探り合いです。
しかし、いざエアースタート時刻になるとスピーディーに展開していきます。
最初の難関はTorempの町でサーマルがなく低い位置で我慢のセンタリングです。
弱いサーマルにしびれを切らしてしまわぬように我慢の時間です。
しかし、青木と正木は無念のランディング。
なんとか第一関門を切り抜けた大澤と伊藤は東へ38kmの先へと向かいます。
その山の途中には切り立った岸壁やキノコのように立っている岩があり、サーマルもその見た目通りの強烈です。その上風が吹き抜けている場所にはまらないように注意が必要です。
一番東のターンポイントを取った後は比較的サーマルが続いており、残り50kmからトップ争いのデッドヒートが始まります。
今までのフライトでもアクセルを踏んで足が疲れているのに、さらに2段目、3段目と踏みこんで、足の疲れとアクセル使用中に潰さないためのコントロールで疲労しているはずですが、最後の力を出し切ります。
1位はYassenで断トツの速さを見せました。
大澤は3時間26分でゴールし34位、伊藤選手は健闘しましたが95kmを超えたところでタスククローズタイムとなってしまいました。
全員ゴールしたかったですが、2名のレスキューを投げた選手がいたほどサーマルが激しかったので、まず無事に終えることができてよかったと言えるでしょう。
いい経験できましたので次のタスクでは調子を上げていきますので、どうぞ皆様の温かいご声援をよろしくお願いいたします。
レポート:青木 翼
下記日程でPWCスペインが開催され、JPAからは大澤選手、正木選手、伊藤選手、青木の4名が参戦します。
8月20日 公式練習日・開会式
21日~26日 競技日
27日 競技日・閉会式
開催地スペイン・Agerエリアは過去に2度のPWCの開催されている有名なエリア。
どんなレースが展開されるのか非常に楽しみです。
そしてメキシコで開催されるスーパーファイナルの出場権を賭けた最後の戦い。
Live Trakingで観戦する事もできますので大会期間中は是非このブログと大会HPをチェックしてみてください。
http://www.paraglidingworldcup.org/
JPA選手達の応援よろしくお願いします!!
来る8月27日、28日に福井県勝山市にてN2リーグ、チャレンジリーグ併催のジャムリゾート・ サマーカップが開催されます。
実は今シーズンのN2/チャレンジリーグはいまだにタスク成立がない状況にあります。
勝山大会は2007年よりチャレンジリーグ系の開催にシフトしましたが、その後4年間すべて競技成立という高い大会成立確率を誇ります。なにぶん天気のことなので絶対的な保証は出来ませんが今年初のタスク成立を勝山でむかえるというのはいかがでしょうか。
07年 初日 35kmタスク→18名ゴール
二日目23kmタスク→1名ゴール
08年 オープンクラス 36kmタスク→23名ゴール
チャレンジクラス 26kmタスク→9名ゴール
09年 オープンクラス 20kmタスク→4名ゴール
チャレンジクラス 20kmタスク→1名ゴール
10年 オープンクラス 36kmタスク→1名ゴール
チャレンジクラス 25kmタスク→ゴール者なし
さらに今年はタスク設定を少しでも楽にとターンポイントを増やす予定です。
夏の終わりの休日をリゾート感覚一杯のスキージャム勝山で過ごしませんか?
現在、主催者サイドは準備を着々と進めているところです。
交流会のバーベキューの席予約、選手の皆さんの送迎用のレンタカー手配数など事前に参加者数の掌握が必要な事項も多々ございます。
エントリーを予定の皆様、なにとぞ早めのエントリー表明をお願い致します。
では、ジャムリゾート・サマーカップでお会いできることを楽しみにしております。
競技委員会