| 大会レポート
タスク2
レポート:正木 晋
今日も朝から快晴です。
良いタスクが出来そうです。
しかし、テイクオフに上がると東風が強く難しいコンディションです。
そんな中、発表された東方向へ行く110kmのタスクが発表されました。
気象の予想ではエリア付近の風が上空まで南西の風に変わると言う事で決められたタスクです。
ですが、ダミーが出るものの東風は収まらず高度も上がりません。
しばしのウェティングの後タスクの変更が発表されました。
スタートは初日と同じ場所でその後、初日の鬼門であった山の裏のポイントB30を取り東へ15km行き、その後西へ25km戻りゴールはその後は46km北上しスペインでも有名なエリアのカステホンです。
13:30のゲートオープンで14:30のエアースタートです。
テイクオフの風は強いもののゲートオープンされると選手は次々とテイクオフしていきます。
サーマルは今日も渋めでスタートまで我慢のフライトが強いられます。
14:30のスタートになると選手は一斉にスタートを切ります。
そして初日の鬼門でもあった山の裏のターンポイントへ向かいます。
今日は皆慎重になりアジェールの山から離れません。
そんな中しびれを切らした何名かの選手がアタックをします。
その様子を伺い他の選手も一斉に動き出します。
今日は初日よりもコンデションは活発で高い高度で先へ進めます。
そして鬼門のポイントもクリアして東へ向かいます。
その後、皆低くなったもののまた強烈なサーマルに当たり東のパイロンもクリアし西へ戻ります。
西のパイロンを取ってからトップ集団はスピードアップしゴールのカステホンを目指します。
トップは2時間31分という驚くスピードで113kmのタスクをメイクしました。
JPAチームも今日は大澤、伊藤、正木の3名がゴールしました。
JPA選手もアジェールのコンディションにも慣れてきて良い展開でレースが出来てきています。