来る8月27日、28日に福井県勝山市にてN2リーグ、チャレンジリーグ併催のジャムリゾート・ サマーカップが開催されます。
実は今シーズンのN2/チャレンジリーグはいまだにタスク成立がない状況にあります。
勝山大会は2007年よりチャレンジリーグ系の開催にシフトしましたが、その後4年間すべて競技成立という高い大会成立確率を誇ります。なにぶん天気のことなので絶対的な保証は出来ませんが今年初のタスク成立を勝山でむかえるというのはいかがでしょうか。
07年 初日 35kmタスク→18名ゴール
二日目23kmタスク→1名ゴール
08年 オープンクラス 36kmタスク→23名ゴール
チャレンジクラス 26kmタスク→9名ゴール
09年 オープンクラス 20kmタスク→4名ゴール
チャレンジクラス 20kmタスク→1名ゴール
10年 オープンクラス 36kmタスク→1名ゴール
チャレンジクラス 25kmタスク→ゴール者なし
さらに今年はタスク設定を少しでも楽にとターンポイントを増やす予定です。
夏の終わりの休日をリゾート感覚一杯のスキージャム勝山で過ごしませんか?
現在、主催者サイドは準備を着々と進めているところです。
交流会のバーベキューの席予約、選手の皆さんの送迎用のレンタカー手配数など事前に参加者数の掌握が必要な事項も多々ございます。
エントリーを予定の皆様、なにとぞ早めのエントリー表明をお願い致します。
では、ジャムリゾート・サマーカップでお会いできることを楽しみにしております。
競技委員会
FAI 及びCIVIL 決定事項に対するJPA 競技規定改定のお知らせ
先の世界選手権において、2 名の選手が死亡すると言う事故が発生しました。また、レス
キューパラシュート開傘が多発し、結果として世界選手権は中止すると言う異常事態にな
りました。その後の調査において死亡事故を含め選手の搭乗している機体が2 ライナー機
であったことから、FAI 及びCIVIL は以下の決定を下しています。
・オープンクラスのコンペ機(セクション7B で規定されている)のカテゴリー1 大会参
加を中止する(期限なし)
・カテゴリー2 大会でも、それに準拠することを要望する
既に各国ではこの件に関して検討されており、ドイツ、イタリア、スペイン、韓国では国内リーグにおいても上記決定を受け入れると言う結論を出したとのことです。
JPA においても、この決定に対する対応策として、2011年シーズン途中ですが、以下のルール改正を行います。
1.ルール改定の主旨
2011 年7 月に開催されたパラグライダー世界選手権におい2 名の選手が死亡、その事
故原因が機体(2 ライナー機)と言う決定が下され、今後の大会において「ラインの荷
重試験のみで正式な認証(正式な認証とは、EN のカテゴリーA~D に該当)を持たな
い機体の参加を禁止する決定をFAI・CIVIL が行ったことにより、競技会における今後
の方向性が決定されてしまったことによります。これには、機体だけの単純な問題に留
まらず、保険の有効性や主催者への運営責任など多岐にわたる問題が内包されているこ
とから今回の改定に至りました。
2. 当面の暫定対策
既に事態が動いていることから、シーズン途中ではありますがルールブックの以下を改
定し、そのルールを8 月10 日から適用することとします。
※8 月27,28日開催のジャムリゾート・サマーカップから適用されます。
ルールブック1.4 使用グライダー
・DHV2 以上orCEN(C)以上orAFNOR パフォーマンス以上
この規定に以下の文言を追加する。
ただし、機体の構成ラインが3 列(A、B、C、ブレークコード)以上の機体でなけ
ればならない。
JPA 競技事業部としては、現在のナショナルリーグの運営を「PWC に準拠」すること
が既に規定されていますので、正式なJPA2012年ルールの変更は8月に行われるPWC総会においての決定を待って追随する形となります。全てにおいて「認証」を持たない機体を排除するのか、2 ライナー機のみを排除するのかは議論の分かれる所だと思いますが、PWC の決定を待ったうえで結論を出したいと思います。
選手の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
悪天候予報の週末でしたが、今年まだ成立していないN2リーグで是非1本でも飛びたいという選手達が、白鷹に集まりました。
7月30日
初日、日照が強まれば折からの東風をブロックするかもしれないということで、かすかな期待を胸に全員テイクオフへ移動。
開会式、ジェネラルブリーフィングをじっくりこなしお昼までウエイティング。
北東風が収まらない中、北のテイクオフからウインドダミーが2名フライト。ランディングの乱れた状況ではフリーフライトもままならないとの情報。
それでも何とかせっかく集まってきた選手たちに飛んでもらいたいという実行委員長の気持ちをうけて、JPAから長島理事、扇澤スーパーバイザーがウインドダミーを行う。
気温源率はよく、クラウドベースは低いもののサーマル活動は活発で空中には留まれるものの、東風成分が強くエリア内での飛行は困難な状況。
残念ながら、この日のフライトをキャンセル。
午後からは、扇澤講師から「異常飛行状態を理解する」のベーシックセミナーがあり、これから大会を目指す方々にとっては良い刺激となったと思われる。
7月31日
大会2日目も悪天候の中、早々大会のキャンセルが決まったがJPA顧問と競技委員から「今後大会での使用グライダー」に関する方向性を示唆する選手ミーティングが行われた。
大会が成立しない場合でも、地元スタッフの方々からの気持ちがこもった選手たちへのサービスは、ここ白鷹の大会に足を運んでくる選手たちの気持ちを和ませてくれるものとなっている。
今回は残念な結果と終わったが、今後も白鷹の大会を盛り上げていきたい。
白鷹オープンカップ速報です。
30日(土)
エリア内に強めの北東風が吹むコンディション。扇澤選手が第3TOからテイクオフするが、強い東風によりキャンセル。
31日(日)
上空に入り込む寒気により、厚い雲に覆われ日照なし。ソアリングコンディションにはならず、競技はキャンセル。選手はフリーフライトとなった。
しらたかオープン パラグライディング大会
扇澤選手参加決定!!!
扇澤選手と一緒に飛びませんか?
まだまだ、エントリーOKです
参加者募集中です。
大会初心者ももちろん大歓迎!
ぜひ、みんなで白鷹に行って
東北を盛り上げましょう!
開催要項
選手の皆様のご参加をお待ちしております!