白鷹OPEN パラグライディング大会 レポート

悪天候予報の週末でしたが、今年まだ成立していないN2リーグで是非1本でも飛びたいという選手達が、白鷹に集まりました。

7月30日
初日、日照が強まれば折からの東風をブロックするかもしれないということで、かすかな期待を胸に全員テイクオフへ移動。

開会式、ジェネラルブリーフィングをじっくりこなしお昼までウエイティング。

北東風が収まらない中、北のテイクオフからウインドダミーが2名フライト。ランディングの乱れた状況ではフリーフライトもままならないとの情報。

それでも何とかせっかく集まってきた選手たちに飛んでもらいたいという実行委員長の気持ちをうけて、JPAから長島理事、扇澤スーパーバイザーがウインドダミーを行う。

気温源率はよく、クラウドベースは低いもののサーマル活動は活発で空中には留まれるものの、東風成分が強くエリア内での飛行は困難な状況。

残念ながら、この日のフライトをキャンセル。

午後からは、扇澤講師から「異常飛行状態を理解する」のベーシックセミナーがあり、これから大会を目指す方々にとっては良い刺激となったと思われる。

7月31日
大会2日目も悪天候の中、早々大会のキャンセルが決まったがJPA顧問と競技委員から「今後大会での使用グライダー」に関する方向性を示唆する選手ミーティングが行われた。

大会が成立しない場合でも、地元スタッフの方々からの気持ちがこもった選手たちへのサービスは、ここ白鷹の大会に足を運んでくる選手たちの気持ちを和ませてくれるものとなっている。

今回は残念な結果と終わったが、今後も白鷹の大会を盛り上げていきたい。