2019 COOクロカンカップ


レポート:競技委員長・辻 強

2019年。今年もJPAのパラグライダー競技が開幕です。

北関東は3月上旬、天候・気象条件が良く、クロカンに行けた週末が多くありましたが、下旬になると真冬並みの寒気が南下して、せっかく咲いた桜も風邪を引きそうなぐらい寒くなりました。

30日・1日目

曇りの天気。風は弱い予報ですが、早朝には小雨がありました。それも選手が集まる頃には止みました。選手には朝食サービスがあります。朝からしっかり食べて飛んでもらうために、COOキッチンスタッフが暖かい朝食を準備しました。





朝は山頂の風がまだ強く、本部前にて開会式とブリーフィングが行いました。


司会


JPA会長



競技委員長


11時には山頂の風も弱くなり、フライトが出来そうになったので山頂までの送迎を開始。

お昼にはチャレンジリーグの今年最初のタスクを発表しました。
タスク距離は最短で10Km、エリア内で少しでもサーマル、リッジが在れば飛べるタスクを組みましたが、天候は無情にも雲が厚くリッジも取れないぐらい弱い風になり、ゲートオープンしましたがほとんどの選手がぶっ飛びでした。

そのような厳しい条件の中、1名だけミニマム距離をクリアしてくれたものの、トップ1点でその他全員の選手は2位0点となり、これは幻のタスクになってしまいました。









ナショナルリーグの方はそのようなコンデションなので競技はキャンセルとし、フリーフライトになりました。

フライト終了帰着が済むと、手作りコロッケとハムカツ、イカリングの定食でした。
とても美味しかったです。



31日・2日目

昨晩低気圧と前線が通過、結構雨が降りました。朝からどんよりして雲で山も見えません。






11時まで本部で待ちました。その間、暖かい甘酒で体を温めてもらいました。が、天候の回復が無く残念ながら競技はキャンセル。そのまま閉会式になりました。





閉会式では、幻のタスクとなったもののただ一人ミニマムをクリアした谷藤選手に賞品が贈られました。



また、他の賞品はくじ引きとなり、引きの強い選手たちの手に渡りました。



大会実行委員長


閉会式後は暖かいカレーうどん・蕎麦を食べて選手は帰路に付きました。

今回の大会は、天候不良のため競技は出来ませんでしたが、2週間後には再びCOOスプリングカップが開催されます。思い切り飛べるように準備しておりますので、たくさんの選手のご参加お待ちしております。