| 大会レポート
PNL第5戦、PCL第7戦 2019しらたかラフランスカップ
レポートby扇澤郁
最近の天気予報はあたらない? タスクができるかどうかはその日になってみなければわからない?ということで、台風17号が日本海に入り北上する予報ではありましたが、白鷹スカイパークには希望を持った前向きの選手たちが集まってきました。
曇り空の大会初日、タスクコミッティーたちはどのようなタスクをやったら良いのか、特にナショナルリーグはグランプリ対象大会ということもあり頭をひねっていました。それでもテイクオフに上がってみると、東の追い風予報のはずが程よい向かい風がメインテイクオフに入っており、また、朝日連山の8合目ぐらいには形の良い積雲が形成されており、タスクの可能性が見えてきました。
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発表されたタスクは、ナショナルリーグはエリア内を回り荒砥ゴールを目指す25㎞、チャレンジリーグはエリア内だけの14㎞のエラップスタイム。そして、ウインドオープンタイムに合わせたようにウインドダミーが良い上がりを見せ、ナショナルリーグ・チャレンジリーグの選手がゴールを目指しレースが始まりました。
程よい向かい風で飛び出してみると、場の風は予報通りで東風の追い風。曇り空で太陽が顔を出すサイクルが短く、サーマルコンディションではあるものいつもの白鷹山と異なるコンディションに苦しむパイロットが続出。その中で、1400mのクラウドベースにたどり着いた数名のパイロットが距離を伸ばしたレースとなりました。
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特筆されるはチャレンジクラスの若手筆頭井出選手がいつものように真っ先に飛び出し、難しいリーサイドサーマルを探し当て上昇。そのサーマルを頼りにナショナルリーグの扇澤が何とか生き残りクラウドベースをゲットすることに成功しこの日1位の距離を飛びました。地元の松田選手は、メインラインディング付近で苦しみランディングを余儀なくせれたパイロットの中から抜け出し、お助け山でクラウドベースゲットのさすがの飛びで女子トップでした。
残念ながらチャレンジリーグはスコアーが0点となり不成立に終わりましたが、ナショナルリーグの選手たちと同じ空域を飛ぶチャンスとなり、よい経験となったレースでした。
その夜のレセプションでは、ナショナルリーガーとチャレンジリーガーが集い、技術論、風の読み等、若い方々が目を輝かせて語り合う姿が印象的でした。若者たちの今後の活躍に期待して夜が更けていきました。
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大会2日目、3日目は残念ながらコンディションが揃わず大会終了となりました。
白鷹スカイパークでは年間3度の大会が開催されています。地元、トントンとんびパラグライダークラブのその他のクラブのメンバーの方々のサポートがあっての大会開催となっています。ここに選手を代表して感謝を申し上げます。
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ナショナルリーグ表彰
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ナショナルリーグ
【優勝】扇澤 郁
【準優勝】吉田和博
【3位】菊池 浄
【4位】中島伸也
【5位】松田京子
【6位】小森さちよ・田村昌久
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ナショナルリーグ【女子優勝】松田京子
【女子準優勝】小森さちよ
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チーム戦【優勝】チームyoridorigreen
扇澤 郁
吉田和博
岩崎聖子
チャレンジリーグ表彰
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集合写真
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