JPAナショナルリーグ・チャレンジリーグ2025年間表彰


JPA競技事業部:藤野光一

2025年JPAナショナルリーグ、チャレンジリーグは、それぞれ「FINAL in 朝霧 2025」において全ての競技が終了し、リーグ戦が終了しました。 今年はチャレンジリーグが8タスク、リージョナル11タスクの19タスクが成立しました。今年は新しいメンバーも増えたこと、COO、獅子吼で多くのリージョナル大会が開催されたことなど、JPAのリーグ戦にとって嬉しい変化が見られました。大会に参加したことない方が、リージョナル大会に気軽な気持ちで参加され、競技に触れていただくことは大切な機会であると思います。勝負に拘らなくても、知らないエリアで多くの仲間たちと一緒に飛ぶ楽しさと喜びを知って頂ければと思います。

ナショナルリーグでは11タスクが成立しました。今年も「天気が悪くて大会が成立しなかった」と言う印象がとても強いリーグ戦となりましたが、大きな事故もなく、無事1年間のリーグ戦を終えられたことに競技事業部長として安堵しております。この場を借りまして、参加いただきました選手のみなさま、大会を主催していただいたスクールやエリアのみなさま、その他多くの関係者のみなさまに改めて感謝申し上げます。

また、年間成績で入賞された選手のみなさん、おめでとうございます。非常に厳しい戦いの中で、実力を発揮されたことと思います。入賞できなかった選手のみなさまも、今年の結果を元に新たな目標を見つけていただき、来年も技術や知識を向上のためJPA競技会に参加いただけることを願っております。

それでは、以下に2025年リーグの成績を掲載させていただきます。

チャレンジリーグ2025 年間表彰

総合


PCL年間総合優勝 No.501 中村裕昭選手

PCL年間総合

優勝 No.501 中村 裕昭 PHI MAESTRO2LIGHT

優勝 No.503 岩野おさむ ADVANCE SIGMA DLS

第3位 No.531 北口 勉 GINGLIDERS CAMINO2

第4位 No.504 穐山 友一 NIVIUK HOOK6

第5位 No.521 Jang Seowon PHI MAESTRO2LIGHT

第6位 No.510 伊藤紗津樹 PHI TENOR2

女子


PCL年間女子優勝 No.510 伊藤紗津樹選手

PCL年間 女子

優勝 No.510 伊藤紗津樹 PHI TENOR2

優勝 No.508 外山真利子 AIRDESIGN RISE4

第3位 No.533 泉屋 陽子 GINGLIDERS CAMINO2

ナショナルリーグ2025 年間表彰

総合


PNL年間総合優勝 No.5 針生清志選手

PNL年間総合

優勝 No.5 針生 清志 OZONE ZENO2

準優勝 No.5 伊澤 光 NIVIUK ICEPEAK X-ONE

第3位 No.1 中村 浩希 OZONE ENZO3

第4位 No.22 吉川 朋子 OZONE ENZO3

第5位 No.4 里見 憲一 NIVIUK ICEPEAK X-ONE

第6位 No.36 山田 大輔 OZONE ZENO2

第7位 No.10 窪田 雄彦 NIVIUK PEAK6

第8位 No.17 吉原 紀子 OZONE ZENO2

第9位 No.14 中島 義雅 OZONE ENZO3

第10位 No.10 吉田 和博 GINGLIDERS BOOMERANG12

女子


PNL年間女子優勝 No.22 吉川朋子選手

PNL年間女子

優勝 No.22 吉川 朋子 OZONE ENZO3

準優勝 No.8 吉原 紀子 OZONE ZENO2

第3位 No.21 大澤 彩花 NIVIUK KLIMBER2P

スポーツクラス


PNL年間スポーツクラス優勝 No.28 庄司圭介選手

PNL年間スポーツクラス

優勝 No.28 庄司 圭介 NIVIUK ARTIK6

準優勝 No.24 荒金 正之 NOVA CODEX

第3位 No.36 山田 大輔 OZONE PHOTON

スポーツクラス女子


PNL年間スポーツクラス女子優勝 No.40 千葉恵選手

PNL年間スポーツクラス女子

優勝 No.40 千葉 恵 NIVIUK ARTIK7P

準優勝 No.37 柏倉 恵美 NIVIUK ARTIK7P

第3位 No.52 山岸 里子 NOVA CODEX

チーム戦


PNL年間チーム戦

優勝 スカイダンシング(中田、窪田、中島、杉浦、中村幸)

準優勝 ニチパラ(中村浩、里見、三澤、庄司、吉田正)

第3位 とちおとめ(吉原、吉川、関根睦、柏倉、千葉)


FINAL in 朝霧 2025


JPA競技事業部:藤野光一

 2025年のリーグ戦も最終戦を迎えました。「今年はあまり整理っつしてないなぁ」と言う印象が強い中、最終戦で何とか挽回しようと目論む選手も多かったのではないでしょうか?そのような選手にとっては大会予定の2日間ともに晴予報であったのは嬉しい情報でした。とは言え11月の朝霧は、昨年のように晴れても渋いと言うコンディションになることことも多く楽観視はできませんが、期待が持てると言うことは良いことです。

結論から言えば、最終戦は無事に2日間とも成立しました。

いろいろとドラマもあったようですが、選手のみなさんはシーズン最後を飾るに相応しいフライトができたのでしょうか?

DAY1


 大会初日は気持ち良い空模様。選手のみなさんは意気揚々と受付を済ませてテイクオフへと移動して行きます。今回はナショナルリーグが46名、チャレンジリーグが18名のエントリー。泣いても笑っても、今回で今年の成績が決まってしまうので、選手の表情には気合がにじみ出ている様でした。


開会式

競技委員長

テイクオフにおいて開会式が行われ、すぐにタスクコミッティーによる協議が行われました。


COOオータムカップ2025


競技委員長:辻 強

いよいよ秋のパラグライダー競技シーズン後半戦がスタート!

今年のCOOオータムカップは、天候に振り回されながらも、選手たちの粘り強さと冷静な判断力が光った、見応えある2日間となりました。

10月4日(初日)

朝は少し日差しも見えましたが、徐々に曇り空に。東風がやや強めで、天気予報も微妙…。それでも選手は続々と集まりました。


スタッフミーティング

朝食サービス


しらたかラ・フランスカップ2025


大会実行委員長:植木 亨

 6月のチャレンジリーグ「さくらんぼカップ」、7月の「紅花カップ」に続いて3度目の大会開催となる「ラ・フランスカップ」。大会開催となると、毎度のことですが天気や条件が気にかかるものです。今回も予報はとても微妙な中の開催となりました。

DAY1

大会初日は朝から風が強く吹き、天気予報も昼過ぎまでは雨も混じることを告げています。昨日の時点で風が強いことは予測していましたが、気象モデルによっては昼以降風も落ち、晴れ間も見える明るいものもあるため、開会式、選手ブリーフィング、は大会本部であるスキーセンター内で行うことになりました。


スタッフミーティング

西山方面は雨

選手受付


バードマンカップ獅子吼2025


競技委員長:松原 彪

 毎年梅雨が明けた7月下旬から8月上旬に行われるバードマンカップ獅子吼パラグライダー大会は、ハンググライダーの大会としてスタートして以来今年で43回目を迎える伝統あるもので、多くのドラマが獅子吼高原の空で繰り広げられてきました。今年も8月2日・3日の2日間、どのようなドラマが見られるか楽しみでした。

DAY1

予想を覆した初日のコンディション


受付

大会初日、前日の天気予報は午前中から昼にかけて雨とのことで、競技の実施は難しいと予想されていました。しかし、朝を迎えると、空には雲が多いものの雨は降っておらず、わずかに陽光が差し込む状況。雲底こそ低いものの、なんとか競技はできそうなコンディションに恵まれました。


ショップ前で開会式が行われ、昨年の覇者であるNo.1中村浩希選手による選手宣誓で、今年のバードマンカップ獅子吼2025が開幕しました。今年はチャレンジリーグ、ナショナルリーグともに、JPA日本グランプリ大会にもなっており、日本チャンピオンを決める大会でもあります。


司会

大会実行委員長

選手宣誓

競技委員長

厳しい条件下のタスク設定とチャンプチャレンジクラスの活躍

選手たちは全員テイクオフに上がり、競技のためのタスクを検討しました。雲底高度がテイクオフから100mから200m程度と非常に厳しいコンディションだったため、タスクはかなり短めの設定となりました。