第11回JPAパラグライダーカップ in 富士山 受付中!


年末年始と抜群のフライトコンディションが続いている朝霧。1月18,19日にPNL初戦となる第11回JPAパラグライダーカップ in 富士山が開催されます。



推薦状の特例処置について
ルール上はリーグ登録に関し、正会員スクールからの推薦状が必須なのですが、2014PNL第1戦に関しましては、受付開始から大会開催までの期間があまりにも短いため、特例として2013年登録者に限り、大会終了後の提出でもリーグ登録完了とし、大会エントリーを受付いたします。

2011シーズンより受付締め切り日を設けておりません、それは選手の皆様にたいしてぎりぎりで、もし、都合がつけば是非ご参加いただきたいという思いから、締め切り日の掲載をやめています。

では、ぎりぎりに申し込めばいいやと言うことになってしまいますと主催者が開催の準備をする際に、何名の参加者がいらっしゃるのかがわかない状態では準備も進められません。ご参加の意思がございましたらできるだけ早くお申し込みいただきたいと存じます。

参加申し込みは現在受付中です。皆さんのご参加お待ちしております!



2014年ナショナルリーグに参加される方へ

2014年JPAナショナルリーグに参加される選手の皆様へ

2014年PNL競技規定において、使用グライダー、参加資格について内容が変更となります。

2013年規定では、PNLタスクを選手が安全にフライトするための基準を、参加するグライダー安全認証カテゴリーに合わせていました。ところが、PNLタスクを安全にフライトする基準は、グライダー安全性、滑空性能ではなく、実際はパイロット技術や経験が大きな割合を占めていることになります。

また、最近はアスペクト比6を凌駕するハイスペックなEN-Bも登場。その滑空性能は、すでに過去のEN-Dクラスに達しており、PNLタスクをフライトするにも十分な性能となってきていることが事実です。

そこで、2014年PNL競技規定において、使用グライダーはカテゴリーに関係なく、TF,ENの認証機であることのみと変更しました。

しかし、ナショナルリーグのタスク内容は、規定概要にありますように、世界を舞台として戦っていける選手の育成を目的としています。距離だけでなく難易度も高いナショナルリーグを安全に戦うためには、それなりの技術と経験が必要なことは皆さんもご存じの通りです。以上の理由から、PNL参加資格に次の項目を追加させていただきました。

「過去3年以内でPNLに参加実績のある者。またはナショナルリーグ参加申請書が受理された者。」

つまり、初めてナショナルリーグに参加される方、3年以上PNLをお休みしていた選手は、新たに設定された「ナショナルリーグ参加申請書」が必要となります。

ナショナルリーグ参加申請書は、競技事業部にて次の内容が審査されます。
・ナショナルリーグへの登竜門となるN2Lに参加し、安全にフライトされた実績があるか。
・3年間お休みしていた選手については、過去のPNL参加実績において安全フライトされた実績があるか。

選手の皆様には、ナショナルリーグで安全に楽しくフライトしていただくためにも、ご理解とご協力をよろしくお願い致します。

競技事業部


2014ルール改定&PNL朝霧受付開始

■2014年競技規則が発表になりました
http://jpa-pg.jp/07info/2013jpa/2014rulekaitei/

2014年 ルール改正について(要点)
http://jpa-pg.jp/07info/2013jpa/2014rulekaitei/

●2014 JPA大会規定
http://jpa-pg.jp/010compe/kitei/index.html


■2014PNL第1戦 第11回JPAパラグライダーカップ in 富士山 受付開始
http://jpa-pg.jp/form2014/compe/pnlspot/sPnlFuji.html

2013PNL第1戦 第10回JPAパラグライダーカップ in 富士山
開催要項
http://jpa-pg.jp/11event/2014compe/pnl01fuji/yoko/pnl01fuji_14y.html

大会エントリーフォーム
http://jpa-pg.jp/form2014/compe/pnlspot/sPnlFuji.html

MCA宿泊フォーム
http://jpa-pg.jp/form2014/compe/stayfuji/stayfuji.html

12月26日前までに受付、入金される場合はエントリー費の-1000円の
早割対象となります。(優待選手は早割対象外)


■推薦状の特例処置について
ルール上はリーグ登録に関し、正会員スクールからの推薦状が必須なのですが、
2014PNL第1戦に関しましては、受付開始から大会開催までの期間があ
まりにも短いため、特例として2013年登録者に限り、大会終了後の提出でもリー
グ登録完了とし、大会エントリーを受付いたします。

選手の皆様、お早めにリーグ登録→大会エントリーをお願いいたします。

各正会員スクールさま、上記の通り特例処置といたしますのでご了承の上、ご協
力をお願いいたします。

●エントリー費の早割について
大会開催30日前までに受付、入金される場合はエントリー費の-1000円の
早割対象となります。(優待選手は早割対象外)
お早めのエントリーがお得です。皆さん、大会開催30日前までに受付を
お願いいたします。

●エントリーはお早めに
2011シーズンより受付締め切り日を設けておりません、それは選手の皆様にたい
してぎりぎりで、もし、都合がつけば是非ご参加いただきたいという思いから、
締め切り日の掲載をやめています。
では、ぎりぎりに申し込めばいいやと言うことになってしまいますと主催者が開
催の準備をする際に、何名の参加者がいらっしゃるのかがわかない状態では準備
も進められません。
ご参加の意思がございましたらできるだけ早くお申し込みいただきたいと存じま
す。
選手の皆様には、主催者へのご協力をお願いいたします。


2013 四国三郎ジャパンカップ レポート

2013四国三郎ジャパンカップ
                      レポート 大会実行委員長 宮田 歩

2013年PNL最終戦となる四国三郎ジャパンカップが徳島県美馬市三頭山エリアで開催です。11月という1年で最もサーマル活動が弱くなるこの時期ですが、ここ三頭山エリアは、紅葉した落ち葉が巻き上がり強烈なサーマルが発生することで知られています。


大会前までのPNLランキングは藤川選手、高杉選手、只野選手の上位3名の点差は僅差!!この大会で2013年チャンピオンが決定することになります。今回は移動性高気圧に覆われ、安定した天候が期待できるだけに主催者も安心。さて、果たして栄冠は誰の手に!?


11月23日 Day1
上空には寒気を伴った北西風が残り、下層のエリア内は風が弱い!と三頭山ではベストコンディションが期待できます。快晴の朝!受付前から選手のみなさんは気合十分です。


今回は、周辺スクールからバーズ,TAKJMBコスモス。そして遠く山形から植木校長率いるとんとんトンビPGSが応援に駆け付けていただきました。スタッフも混成チームですが、チームワーク良く選手の皆様を受け入れる体制を整えます。


開会式には、四国電力から注意喚起の説明をいただきました。パラグライダー競技会も地元の理解と協力なしには成功しません。本当に感謝です。ありがとうございます。


上空に広がった、寒気の雲の影響もあり、ダミーも順調に上昇。タスクコミッティは吉野川南斜面を大きく往復し、四国三郎の里ゴールの49㎞(実距離)のレースを決定しました。

ウインドオープンとともに選手は次々とテイクオフしていきますが、コンディションの好転とともに、テイクオフの風は不安定に。時折フォローになる風の中、何とか選手全員無事テイクオフ。



スタートから先頭グループを引っ張るのは、X-alpsパイロット只野選手とPrePWCインドネシアチャンピオンの廣川選手。集団が2人を追いかける形でレースは進みます。


予想外に強かった上空の西風は選手の西進を阻みますが、しっかりあげ切り北側の山を回った選手は確実にタスクをクリアーしていきます。そして最終パイロンのB19鶏舎でトップ集団は一度リセットされたように見えました。残り、四国三郎の里へのファイナルグライドは、力いっぱい西風のアゲンストです!さあどうなる!?


サーマルが上がりきる前に、離脱!真っ直ぐゴールに向かったのは廣川選手。やはり向かい風に阻まれどんどん高度を損失していきます。これは厳しそう・・・。その後方から只野選手が追いかけますが、北寄りの風に変化した風向きを感じ、すかさずコースをさらに平野部に変更します。北寄りの風は山際では吹き降ろしますが、平野部で再び上昇風帯を作り出します。その上昇帯に乗り上げサーフィンのようにグライドさせた只野選手は見事ファーストゴール!後続の選手も同じく平野部コースで次々とゴールしていきます。この日のゴールは6名!廣川選手は無念の500mショート・・・。でも素晴らしいアタックでした。

11月24日 Day2
今日も快晴の朝です。昨晩の放射冷却から吉野川にはしっかり逆転層が形成され、ブレークするには時間がかかりそうです。

短いサーマルタイムを考慮し、33㎞のミニマムタスクが設定されました。今日のゴールは三頭山から西へ12㎞に位置する三三エリアランディングです。コンディションが整う前にウインドオープンとなるため、エラップスタイムレースが選択されました。


ダミーもギリギリステイのコンディションに皆さんテイクオフを躊躇していましたが、廣川選手、小森選手が上げ始めたのを見て、選手は一斉にゲートへ押し寄せます!安定した東風のため今日のテイクオフはスムーズに。


デパーチャーオープンとともにスタートしたのは、TASK1の覇者只野選手。その後を廣川選手、中村選手、長島選手が追う形。下層の東風を如何に攻略し、東にあるB21三角点をクリアーするかがポイントとなりました。


テイクオフよりも高い高度でのサーマルは活発。一方低いところは東風バレーウインドが強いと三頭山らしいコンディション。西方向の風下レグは真っ直ぐ行った方が早そうですが、一発低くなるとバレーウインドにつかまってしまいます。


只野選手は率いるトップ集団は、セオリー通りしっかり高度を稼ぎ山回りと迂回コース。時折、直線的にターンポイントを狙うグライダーも見えますが、果たして・・・。

終始リードした只野選手は、あっという間にさんさんゴールへ!そして後続グループも次々とゴールへファイナルグライドしていきます。最後まで粘りのとびで生き残った亀山選手も見事ゴール!総勢22名の大量ゴールで2013年PNLは締めくくられました。


タスク距離以上に難易度が高かったタスクでした。結果は只野選手1000点かと思われましたが、922点。これは、浜名湖の青木選手が1時間19分とトップより5分も速いタイムだったからです。青木選手の攻撃的なフライトはお見事!ブラジルでのPWCスーパーファイナルもこの調子で頑張ってください。3位はセカンドゴールと決めたTAK中村選手!水沼選手は女子唯一のゴールでした。ゴールした選手のみなさんおめでとうございます。


総合優勝は2日間ともにタスクトップ完全優勝となった只野選手。2位には藤川選手。3位は正木選手。女子は水沼が優勝!2位は吉川選手。3位は小森選手でした。そして、2013PNL 年間ランキングも決定。大接戦を制したのは今大会の覇者、只野選手。惜しくも2位は藤川選手。3位は高杉選手でした。女子は小森選手がうれしい初優勝!2位は水沼選手。3位は吉川選手です。入賞された皆さんおめでとうございました。


2013年四国三郎ジャパンカップは2日間成立し、2013最終戦にふさわしい素晴らしい大会となりました。大会を支えていただいたスタッフの皆さん、お疲れ様でした。来年も四国三郎ジャパンカップは続きます。選手の皆さん、また三頭山でお会いしましょう。

ありがとうございました。



宇都宮Open Cup 2013 レポート

宇都宮Open Cup 2013 レポート
実行委員長 水沼 典子
11月9日
週間天気予報も高気圧圏内でばっちり、前日までの天気予報でもばっちりな大会初日。選手の皆さんも全国からお集まりになり、受付開始~30分でほとんどの方が受付終了となりました。2013年最後のファイナルタスク。皆さんの楽しみにしていた気持ちが伝わってきます。


ところが…。選手全員がテイクオフに上がりきるころにはそれまで青空だった空が一面雲に覆われることに。しかし、これは一時的なものでまた青空になる、陽射しが少しでも出てくれればレースはできる、と信じて長いウェイティングがスタート。う~ん。地上の風もほとんど動きが無く対流が起きてこない感じ。


12時頃数名フライトするも穏やかにランディングに降りてきます。それでもときどき薄日が射すタイミングがあるとちょこっとソアリング。そんなタイミングがあればゴールできる、という期待をこめてN2は20.5㎞、チャレンジは12.8㎞のタスクが組まれ13:10ゲートオープン!そしてテイクオフした選手はわずかなリフトを求めて粘りますが、残念ながらミニマムをクリアーした選手はN2・チャレンジともおらずこの日は残念ながらまさかの不成立、となってしまいました。


大会成立間違いない天気予報だっただけに残念な気持ちが強くなってしまった今日のフライトでしたが、ランディング場では猪の丸焼き(!?)や水餃子などで冷えた体を温めてもらいました。


そして18時からのウェルカムパーティではファイナル恒例、競技事業部鈴村氏の力作、総移動距離王、総エントリー数王、などなどユニークな「○○王」の表彰が行われ、たくさんの方に表彰状が贈られ楽しい時間を過ごしました。


■11月10日
昨夜までフライトの可能性があることを信じておりましたが、朝起きてみると霧雨。そして時間とともに寒冷前線が接近してきて雨・風ともに強まる予報のため本日のタスクはキャンセル決定、9時30分から閉会式&年間の表彰式を行いました。


表彰式では宇都宮OPEN CUPで用意していた賞品を年間入賞者の皆様の副賞とさせていただきました。2013年のリーグ戦を戦ってきた入賞者の方々の笑顔を拝見すると、来年はぜひファイナルタスクを宇都宮で決めて、さらに良い笑顔で1年を締めくくっていただきたい、と強く思いました。また、チャレンジリーグの参戦者数はここにきて増加している、とのこと。きっとこれからのリーグ戦を盛り上げていってくれると思います。


今回は不成立となってしまった今大会ですが、成立を信じてご協力いただきましたスタッフの皆様、JPA関係者の皆様、いつも本当にどうもありがとうございます。
また来年からあらためて、連続大会成立記録更新に向けて皆様をお待ちしております!