PWC Serbia Day4

8/14 TASK3
今日は、北斜面テイクオフ(D01)。

午後に風が強くなるとの予想で短めのTASK3 設定、57km。
ダミーが上がらす、ゲートオープンできません。
1時間ほど待って、13:30 ゲートオープン。 Start 14:30。


なかなか上がらない谷の中で少しずづ高度を稼いぎ、よく上がるANT山に移動してさらに高度を稼ぎますが、昨日までとちがって 2000mぐらいです。


スタート。強い追い風に乗って対岸のTPを目指します。対岸では、さらに風が強くなっていて、飛ばされないようにするのがやっとです。タスクキャンセル、安全な広い場所を探してランディング。


グライダーパッキング後は、雑貨屋へ移動。ビールがよく冷えています。今晩は、8:00からプールサイドでパーティー。ラキァ(プラムから作った蒸留酒)を飲みすぎない用に気をつけないと!


第32回デサントバードマンカップ獅子吼2013

集中豪雨によりテイクオフの半分が崩れ落ちる災害に見舞われた獅子吼TOでしたが、白山市に大会開催のため応急的ではありますが修復工事を済ませていただき、何とか大会開催にこぎつけました。

 そして夏の獅子吼の夏の良いコンディションの中での良タスクを期待し、例年より2週間遅らせ当日を迎えた第32回デサントバードマンカップでは、N2リーグ53名、チャレンジリーグ31名が集まり、2日間ともに好天に恵まれデッドヒートが繰り広げられました。

 大会初日、タスクコミッティーはサーマルコンディションが安定する午後からスタートするタスクを決定。ウインドウオープン12時15分、N2リーグのパイロットから獅子吼の空へテイクオフ。そしてテイクオフの風が安定するのを待って13時30分にチャレンジリーグの選手が飛び立ちました。

良いリフト帯を探して飛んでいけば、ほとんどサーマルセンターリングの必要がないコンディションの中、N2リーグは51名がチャレンジリーグは27名がゴールを決める超スピードレースとなりました。

N2リーグでは星田選手(ウイングキッス朝霧所属)がタスクトップを、チャレンジリーグは横田選手(TAKパラグライダースクール所属)が1000点ゲットの快挙でタスクトップをとりました。

デサントバードマンカップ恒例の豪華なウエルカムパーティーは、スカイ獅子吼の山頂レストランで開催されました。いつもはどうやってゴールを決めたかの話で盛り上がるパーティーですが、この日はどうやって速く飛ぶかの疑問が飛び交い、我々が参加しているXC競技の本質に迫った一日だったのだと実感させられました。

そして2日目、タスクコミッティーが発表したタスクはよりテクニカルでスピードレースの醍醐味を味わえるものとなりました。

この日は渋めのコンディションのなか10時30分にウインドウオープン。最初に飛び出したチャレンジリーグの選手たちはセンターリング技術を競い合いながら粘りに粘る展開になりました。そして、スタートするころにはサーマル活動が活発となるテクニカルなレースが展開され和田選手が最速タイムでゴール。さらに24名がゴールを決め総合成績の発表待ちとなりました。

N2リーグがスタートする12時15分頃には割と強めの海風の侵入が認められ、クラウドベースが少しずつ下がってくる中でしたがタスク1と同様な超ハイスピードレースとなりました。

その後競技委員長から、南の高圧線が雲の中に隠れたタイミングでタスクストップのコール。その間、N2リーグではオブザーバー参加の植田選手のみがゴールするタスクとなりました。N2リーグはこの日も昨日に続き星田選手がベストポジションを獲得し総合優勝を決めました。

結果的には2日間ともに素晴らしいスピードレースの展開となり、参加した選手たちは今までになく速く飛ぶ技術とはどのようなものなのかを感じ取れるレースだったのではないかと思います。

N2リーグ 優勝  星田真一(ウイングキッス朝霧)



N2リーグ女子 優勝 田前 英代



N2リーグEN-Cクラス 優勝 虎井僚太郎



N2リーグチーム 優勝 チームC



チャレンジリーグ 優勝 和田教義



チャレンジリーグ女子 優勝 河野美樹



チャレンジリーグEN-B以下クラス 優勝



チャレンジリーグチーム 優勝 チームCジュニア



PWC Serbia Day3

8/13 TASK2
今日は西テイクオフ(D2)

道路は、整地されていますが上り坂がきつくて、ハイクアップ。 テイクオフには、強めの風が入っています。


TASK2 77km Start 13:30  Close 18:00
テイクオフして、強力なサーマルで 3000まで一気に上昇。スタートシリンダー付近に移動、20分前。全員が有利な場所で待機するので混んではいますが、雲がない分,安心してウェイティングできます。


TP1(北側アンテナ)⇒TP2(コソボ国境側)のアゲンストレグで差がついていきます。
一緒に飛ぶのは、IP6に機体を替えた うのちゃん。スピード、グライド もバッチリです。

TP3に到着。すでに高度を使い切っていて、地上50mぐらいの厳しい状態。3機で必死にサーマルを探しますが、1機がランディング。次は、こっちの番か?降りれそうな、牧草地に向かっていると、かすかな上げがあります。回しているうちに、どんどん上げがしっかりしていきます。

そのまま、雲底まであげきれてリターン。その後は、追い風+雲底で 落ずにどんどん進めます。進んでいるうちに Flymasterが 「ゴールに向かえ」と鳴り出します。「まだまだ、TP4⇒TP5はアゲンストレグだから、高度獲得。」TP4で、再度雲底につけて、ファイナルグライド開始。

10Kmグライドして、ゴール上空に到着。Serbiaで 初ゴールできました。


ランディングすると、ゴールビールがまっていました。
「ぬるい」
ゴールが遅くてあったまったとのこと。
「明日は、ビールが冷えているうちにゴールしようっと!」


PWC Serbia Day2

8/12 Task1
北斜面テイクオフ(A1)に到着。
TASK1 95.4Km Start 13:45 18:00 Close
良いコンデションとのこと、Start~Closeまでの時間が短い気もするので、のんびりはしてられません。雲底につけて、ウェイティングの後 スタート。

一周多く回しただけで、集団の後方になってしまいます。浮き重視・軽めのセッティングなのでどんどん差が開きまが、去年飛んだことのあるエリアなのでマイペースでフライトです。

TP2⇒TP3に直行した、先頭グループは、先の谷で低くなりスタック。降り始めている機体もいます。ここで、逆転。高度維持の数機と移動です。



その後も、雲底⇒グライドを繰り返して 先に進みます。最終TPを回って残り35Km。 進行方向はクリアで、この先は上がりそうもありません。最後の雲で高度を稼いで進みますが、やはり上げが無く、牧草地にランディング。

ランディングするとまもなく、おじさんと二人の息子がよってきました。このおじさん家で、一休みしたあと、NoviPazarの中心街まで送ってもらい回収車を待ちます。この時間も楽しみです。

ランディング 17:05  距離:68km ゴールできず。



PWC Serbia Day1

8/11 大会初日

開会式。ジェネラルブリーフィング。
北風強風予報で、初日キャンセル。

「先週のPreEURO では、6日間で 5Task成立した。明日からは、心配ない。」
とのアナウンス。


その後は、トレッキング(バスツアーが出る)や、SKI場周辺の娯楽施設の案内で終了。
選手は明日に向けて、開会式会場で グライダーチェックや、ゼッケン貼りを行っています。
テラスでランチを食べたり、SPAに行ったりのんびりすごしています。

明日は、期待できそうです。