2013N2L、PCLファイナルイベントまで、現在開催されている獅子吼を含めて5戦です。最終戦となるファイナルへの招待・優待選手について説明いたします。
そのシーズンのファイナリストとして参加選手はセレクションされますが、その中でも、ファイナルイベント(最終戦)直前の大会終了時点の成績が下記のいずれかに該当する選手をファイナルイベントの招待又は優待選手とされます。
ファイナルイベント招待選手
・ N2L,PCL の総合成績が上位3 位までの選手
・ N2L ,PCL女子総合成績が上位3 位までの選手
・ 当年度N2L ,PCL各大会において総合クラスで優勝した選手
招待選手のエントリー費はJPA 専用無線機使用料を除き協会負担とされます。
ファイナルイベント優待選手
・ N2L,PCL の総合成績が上位4 位から10 位までの選手
優待選手のエントリー費は9,000 円とする(JPA 専用無線機使用料を含む)
詳しくはN2L、PCL競技規定の2.6に記載されていますのでご確認ください。
これから後半戦が始まりますが、ファイナリストを目指して熱い戦いが続きますね。皆さんの挑戦をお待ちしております。
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2013PWC第4戦となるSerbiaステージに参戦中の隅選手からレポートがとどきました。Franceに引き続きの参戦と武者修行中!がんばれ!
8/11 レジストレーション
強風+午後から雷雨の予報が出ていて、今日のフライトはなし。
ブリーフィングの最後に、今日明日の過ごし方の案内あり。
(明日も、厳しいのか‥‥)
「Serbia KOPAONIKは、SKIリゾート地で、夏は山頂からのトレッキング、ダウンヒルサイクリング、SPA、プール、、、とたくさんがありいくらでも楽しめます。」
とのこと。
Japanメンバーは、四輪バギーで山頂 へピクニック。
空域全体の確認もできました。
8:00からウェルカムパーティー、飲み過ぎないように注意!
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- PWC
PWC France Val Louron 2013 に参戦して
ナショナルリーグに参戦し始めて、目標としたいた、PWC大会の France Val Louron 2013に参加することができました。JPA 選手育成基金による御支援をいただき、ありがとうございました。
参戦にあたって、アドバイスをいただいた 扇沢さん、宮田さん、大沢さん、長島さんをはじめ、上位に選手の方々に大変感謝しています。
ナショナルリーグに参加している方々、これからPWCに参加しようと思っている方々の参考になることを願い、ここにご報告をしたいと思います。
まず、JAPナショナルリーグが掲げている「世界への足がかり」ですが、まさにそのとおりだとおもいました。ナショナルリーグで培われる技術が、エリアのスケールこそ違いがありますが、そのまま通用する部分もありました。また、同時に世界のトップパイロットの方々との実力差も大いに実感した大会でした。PWCを目標としていることで、今までJPAのTop選手の方々から色々なアドバイスを頂いていましたが、その中から今回のフランス大会で、次のようなテーマを設定し事前準備を重ねてきました。
1.初めてのエリアで、どうやってフライト(ゴール)するか。(扇沢さん)
2.PWCトップパイロットの上げきる技術(扇沢さん)
3. グループソアリング(長島さん)
4.メンタル(宮田さん)
5.PWCへの心構え(大沢さん)
今回の、France Val Louron エリアは、スペインとの国境の東西に横たわるピレネー山脈の北側で、ピレネー山脈からいくつかの南北に伸びる尾根・谷筋を広範囲に使用する、どちらかと言うと山岳エリアです。
南北に伸びる谷筋には、バレーウインドが入り込み、普段練習しているエリアとは違うので、始めてのエリアでどうやって、サーマルを探し当てるか、谷渡りを行うかといった大きな課題がありました。
事前に設定したテーマ毎の達成率ですが
1.初めてのエリアで、どうやってフライト(ゴール)するか。
初日のTask1で、ゴールできましたが、トップからは大きく遅れ、一人旅が続きしました。Task2、3も同様で、「自力でサーマルを探す、ルートを探す」にあたっては厳しい状況が続きしまた。ただ、自分でサーマルを探すことや、ルートを探す場合のベースになったのが、普段飛んでいる時に考えている事で、それらをアレンジすることで利用価値が広がることに大会後半は気づきました。これに気づいたことで、フライトに対してのあせりが消え、余裕が出てきて、Task6でのゴールにむすびつきました。
2.PWCトップパイロットの上げきる技術
動作シュミレーションを伝授していただいたので、毎Taskのスタート前に実践でき、かなり練習を積むことができました。
3.グループソアリング
最終日のTask6でのフライトの後半が、トップグループに混じってのフライトとなりました。その時の、10機以上でのスピードアップしたフライトが、まさにグループソアリングだったのではないかと思います。
4.メンタル、5。心構え
事前に準備をおこないましたが、半分程度の出来だったと思います。このアドバイスが、PWCをそれほど緊張せずに迎えるためには必須だったと思います。
各々の達成率としては
技術的な内容: 1/2
メンタル的な内容:1/3
総合的には、1/3~1/2となりますが、解決の糸口につながるような発見がありましたので
その内容を習得することで、自分のレベルを上げていきたいとおもいます。
今回PWC参戦にあたり、色々準備をしたつもりでいましたが、まだまだ不足している部分(技術、心構え)がたくさんあることに気づきました。またそれらを準備することで、自身の成績の向上を目指していきたいと思います。また、Serbia Raska-Kopaonik 2013 への参戦を決めていますので、その中で、今回の課題の実現にチャレンジしたいと思います。その後は、JPAナショナルリーグの各大会において、課題の克服を目指し次のチャンスへ繋いで行きたいと思います。
2013年 7月 28日
隅 秀敏
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レポート 宮田 歩
2013安比高原オープンカップが七時雨PGS主催で開催です。
東北エリアの周辺スクール、寒風山PGS小野寺校長,トントントンビPGS植木校長もサポートで駆けつけてくれました。
昨年は鹿角エリアで素晴らしいタスクが成立しました。今年は安比高原で!そして岩手山ゴールを目指したい!スタッフの皆さんも準備万端です。
22日
早朝から安比山頂には雲が・・・。まずは焦らず、本部スキーセンターで開会式と、ジェネラルブリーフィングを行いました。
ブリーフィングが終了したころには、晴れ間が広がってきました。テイクオフへはゴンドラでGo!
やや不安定な待機のため、しっかりした積雲が形成され、如何にも良さそう!しかし、風向きは唯一テイクオフできない西風…。予報では北風に変わってくるはず!じっくり待ちます。
13時。西風が弱まったタイミングでダミーの地元八木さんがサイドの風で技ありのテイクオフ!リーサイドのサーマルで雲底まで上がって行きます。
これで行けそうだ!そう思われましたが、活発な対流は積雲をどんどん発達させていきます。八木さんも雲に吸われないように沖に出していきます。
安比高原から岩手山方向の上空には、ご立派な雄大積雲が発達。安全にタスクを組むことは難しいと判断。残念ながらタスクキャンセルとなりました。
数名の選手がフリーフライトでフライダウンしましたが、その他の選手は無理せず下山。次のタスクのベーシックセミナーに向かいました。
今回のセミナーテーマは「弱いサーマルで如何に上げるか!」講師はJPA会長の小野寺さんです。最近のグライダー飛行特性と効率良いサーマルソアリング飛行速度の関係を、ポーラーカーブを用いてわかりやすく解説していただきました。
普段、感覚的に飛んでしまいがちですがやっぱり理論は大事です。皆さん目からウロコでしたね。
そして、本日最後のタスクは恒例のウェルカムBBQです。これが楽しみで安比に来ている選手もいるとか!?懇親会は盛り上がりました。
23日
西風予報に、早朝から鹿角エリアに移動を想定し準備がされました。7時から鹿角テイクオフには小野寺校長が待機。随時、風情報を送ってくれますが、すでに西風は強く、時折雨も・・・。
風向きは南西風。こんな時は八幡平にブロックされた安比高原の方が良いこともあります。こちらも早朝からテイクオフでスタッフは待機。さあどうだ!?
9:30まで待ちましたが、無情にも西風は強まる一方。東北地方に張り出した高気圧のヘリを回るように西風は加速され、強さを増してしまったようです。
残念ですが、タスクはキャンセル。閉会式となりました。
閉会式では、主催者に用意いただいた、岩手の美味しいお米と美味しい日本酒が!!
遠くから来ていただいた選手やお酒の大好きな選手!?にプレゼント。そしてじゃんけん大会でお米争奪大会となり盛り上がりました。
本当は飛んで争いたかったです。
来年こそ、岩手山「一本桜ゴール」へ参加選手の皆さんが至福のファイナルグライドを味わっていただきたいです。
大会スタッフ全員でお待ちしています。ありがとうございました。
2013PWC第3戦がFranceのVal Louronで開催されています。
JPA選手は浜名湖の廣川選手と今井浜の隅選手が参戦中です。
隅選手はPWC本戦には初出場です。
ピレネー山脈のハードなコンディションで行われるハイスピードレースで、多くのことを学んできてください。
頑張れJPA選手!みんなで応援しよう!