今日は大会二日目。昨日キャンセルだったので気合を入れていきたかったのですが、朝から空は一面の雲。しかも、昨日は昼間から寝てしまって夜全然寝れなくてイマイチ寝不足です。

それでも、エリアの天気はコロコロ変わるので機体を旨にテイクにあがりましたが、テイクは完全に雲の中。下を見ると次から次へと雲が沸き上がってきます。それでもまだ朝早いので、気温が上がれば雲底も上がるはずとみんなでウエイティング。

定時のパイロットミーティングでは、時間は発表されず、タスクのみ発表となりました。タスクは、昨日のゴールをターンポイントにして、20kmほど戻ったところがゴールとなりました。距離は50kmほどです。

ミーティングの最中になんだかよくわからない表彰があって、トレーナーと25ドルの食事券を頂きました。

多分、日本からはるばる頑張って事を表彰してくれたんだと思います.待っている間は、みんなで地図を見たり、大きな立体の地形図の模型を眺めたりして、どう飛ぶかとか話していました。

私は、地形を見てもどう飛んで良いのかよくわからず、「まぁ、雲底低いし、雲見て飛ぼう」と決めました。

そうこうしていたら、順調に雲底は上がって晴れ間も出てきました。ウインドオープンは1時、スタート時間は2時15分となりました。こちらは、夏時間なので日本で言えばそれぞれ、12時、1時15分といった感じです。

また、ゴンドラから斜面を慎重に降りてテイクに向かいました。さっさと用意して、場所は前の方の良い場所に置きました。ところが、晴れ間が出てきたら風がどんどん強くなってきます。ダミーが2機飛んだところで、3機目はサイドの強風に煽られてテイクオフ出来ず、結局、タスクキャンセルの発表。またもや、キャンセルとなってしまいました。

その後は、数機飛ぶ人もいましたが、殆どの人はザックにグライダーをしまって担ぎ上げています。私は飛ぼうかと迷ったのですが、あまりにも怪しい感じがしたので飛ぶのはやめて、

20分ぐらい掛けてまたゴンドラまで担ぎあげました。

降りたあとは、昨日の反省を踏まえて、ホテルで寝るのではなくて、無理やり観光に行ってみました。

サンバーレから車で1時間半ほど走ったところにある、クレーター　オブ　ザ　ムーン(月のクレーター)。真平らな牧草地が延々広がる中を車で走っていると、突如、真っ黒な石がゴロゴロ転がる真っ黒な大地が現れます。正に月のクレーター良い名前を付けました。

岩は溶岩でこのあたりの火山活動で出来たものらしいです。

これで今日はしっかり夜に寝れそうです。明日こそ頑張ります。