| 大会レポート
9月18日・19日 トレーニングディ
扇澤・宮田・大澤・水沼・増子の5人は、17日に日本を発って一足先に現地入りしました。パムッカレへの直行便はないのでイスタンブールに一泊して、18日、二日がかりで現地に到着しました。
出発するときの日本よりも暑く、日差しも強く、そして乾燥しています。低いほうの700mのテイクオフからフライトをしましたがウエアは夏使用で大丈夫です。サーマルは12時頃から出始め、裏にある高い台地の上に出ることが出来れば渋いサーマルから激しいサーマルへとコンディションが変わりました。雲はできることなく逆転層まででサーマルトップは2500m以上でした。
ロシアンオープンが開催されており、コンペモードの選手たちと一 緒に飛ぶことができました。5時間もフライトできて調整が順調に進んでいます。
19日は高い1700mのテイクオフからのフライトです。一時間ほどバスに揺られて到着し、やはりサーマルは12時頃から出始め1時ごろから良くなります。今日はロシアンオープン最終日で、今日も選手たちと一緒にフライトすることが出来ました。PWC選手も増えてきているようで、新しいグライダーが目立っていました。
上昇率は7を超えることもたびたびあり、サーマルトップは3000mを超えました。乾燥しているので雲はありませんが、山の地形を見てサーマルをイメージしてフライトします。激しいサーマルもあり、その中で長いトランジットをすると少しの揺れが大きくロスを伴うことになります。そのためハーネスやラインの調整をさらに行う日本チームでした。