| 大会レポート
9月27日 Task6
本日は南西の風がやや強めなのでいつものテイクオフより一段低いところにあるテイクオフ(標高700m)からフライトしてタスクを行うことになりました。
雲量が多めでコンディションが整わないかもしれませんのでエラップスタイムレースで行うことになり、テイクオフ前のスタートを取ったら一段高い台地の上にあるいつものテイクオフ(標高約1700m)をとってから、裏に流していきTASK3で使用したゴールに向かう72.5kmのエラップスタイムレースとなりました。
13:45ゲートオープン、で選手は続々とフライトしていきます。しかし早い時間からスタートする選手はほんの数名、他の選手は有力選手の動向などを見ながらお互い牽制しあっているようです。今日はこの早い時間にスタートをきったかどうかで明暗が分かれました。
コンディションはエラップスタイムレースが組まれるだけあって、雲は多くサーマルも単発的で風は時間とともに強くなっていきます。ゴールレースならスタートは一斉なので大集団で移動していくのですが、エラップスは選手が好きなタイミングでスタートをきれるので、集団もそれほど大きくはありません。確実にリフトのありそうなところ、日射のあるところなどを探しながら駒を進めます。そしてゴールの前に平野のターンポイントをひとつとらなければならないのですが、そこに着く頃にはほぼひとつの集団が形成されてきていました。しかし地表の風が強くなっていて陽射しも傾き、リフトもなくなってきている時間で、そのターンポイントをとったら後は距離を伸ばすだけになってしまいました。
そんな中、今日のゴール者は4名。一番早い時間にスタートをきった選手のみでした。JPAチームは水沼がゴール手前5kmまで距離を伸ばし総合12位。
明日はここのコンディションはあまり良くないので、70kmくらい離れたエリアへ移動してタスクを行います。