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しらたかラ・フランスカップ2023
レポート
大会実行委員長:植木亨
秋の白鷹は、これまで9月の中旬頃に開催されていましたが、今年は少し前倒しの日程になりました。思い返せば、昨年も一昨年も台風に悩まされた記憶がありますが、今年も例外とはならず台風の進路に一喜一憂することになりました。 しかし、そのような天候であっても飛べてしまうのが白鷹の大会なのです。
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大会実行委員長:植木亨
秋の白鷹は、これまで9月の中旬頃に開催されていましたが、今年は少し前倒しの日程になりました。思い返せば、昨年も一昨年も台風に悩まされた記憶がありますが、今年も例外とはならず台風の進路に一喜一憂することになりました。 しかし、そのような天候であっても飛べてしまうのが白鷹の大会なのです。
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レポート 大会競技委員長:則島俊作
コロナで大会が開けなかった2年間、そして天候不順で2022年も中止。大会を開催すると決めてから3年待っての開催でした。
今年は8月開催とし、台風が来なければ多い確率で飛べるであろう。また、緊急ランディングができる、砺波地方の稲刈りが数日前に始まるだろう。という絶妙なタイミングを狙った日程での開催を設定。全部が自然相手。天候が悪い年なら、田んぼの稲刈りが遅れて終わっておらず、緊急ランディングできなかったであろう。もちろん台風が来る確率も多い8月。と言っても、ここ何年も暑い夏が続いていたので稲刈りは通常どおりに始まると思っていましたがね!!天候はあちこちに台風・低気圧と、不安いっぱいの開催となりました。
大会中、風が強くなり雨が降り始めた際は、フライトを止める素早い判断が出来る素晴しい選手の皆さんだと思える2日間でした。
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レポート
大会実行委員長:植木亨
暑い熱い大会が始まりました。
今年は記録的な高温の夏になると言う気象庁の予測どおり、日本列島は梅雨明け以降連日35℃を超える猛暑日が続き、熱中症アラートが発せられるほどの危険な暑さとなっています。そして、白鷹のあるここ東北は山形県も例外ではなく、この日の気温予想も36℃と厳しい暑さとなりました。
とは言え、リーグ前半戦は天気の巡り合わせが悪く、全くと言って良いほどレースが出来なかったことを考えれば、レースが出来ると言うことだけで選手は嬉しそうです。
今日のナショナルクラスのタスクは長井の町を東西に越えてランディングに戻るビッグタスクです。テイクオフから東の尾根伝いに南下、長井の町を渡り西山に着いて北上しました。が、最後ワンサーマルあればゴール多数出たと思われましたが結果2名のゴールで初日が終わりました。見事にゴールを果たしたのは昨年のリーグ覇者であるNo.1伊澤選手。そしてNo.22岩崎聖子選手。ほとんどの選手は長井ダムを取った後に、そのまま西山ルートを選択したのに対し、この二人は来た道を戻って東側ルートを選択し、それが見事に的中したことが要因。西山ルートの選手は午後からの北風に苦しみ、あと1歩のところでランディングを余儀なくされたのでした。
チャレンジクラスはエリア内のパイロンレース。地上は暑いですが空中は涼しいので、たくさん飛んで欲しいと言うタスクコミッティーの優しさはいい意味で裏切られ、サーマル活発な時間帯に当たったことでスピードレースとなったトップ集団のフライト時間は1時間に満たなかったようです。そのレースを制したのは地元の雄、No.511相原選手。ただ一人30分を切るタイムでぶっちぎりゴールでした。チャレンジリーグは15名のゴールでランディングは大賑わいだったようです。
ナショナルリーグTASK1リザルト
ALL 女子 チーム戦 認証機クラス 認証機クラス女子
チャレンジリーグTASK1リザルト
ALL 女子 チーム戦
夕方からは3年ぶりに懇親会を開催しました。これまではコロナにより実施できませんでしたが、今回は短い時間ながら、みなさん楽しんで頂けたのではないかと思います。
今日も暑い熱い大会スタートです。
今日も最高気温予想は36℃。水分補給をしながら熱中症には気を付けましょう。
今日のナショナルクラスはテイクオフと平野を二往復し、平野荒砥にゴールするタスク。午後から雲が発達する懸念があること、昼前には十分コンディションが整うであろうことから、早めのレーススタートとなりました。
若干コンディションの浮き沈みはあったものの、昨日とは違い23名の選手がゴールしました。今日のレースを制したのはNo.12田邊選手。ゴールを目指すファイナルグライドでは、師匠のNo.3小野寺選手を交わしてのゴールと言うドラマもありました。今後の活躍が期待されます。
チャレンジは今日もエリア内でのパイロンレース。こちらも昨日より早めのレーススタートとなりましたが、バンバンのコンディションに今日もハイスピードレースとなりました。ファイナルグライドではトップ集団がデッドヒートでランディングにゴール!トップゴールは昨日に引き続きNo.511相原選手の29分52秒でしたが、リードアウトポイントでNo.515山田選手がタスクトップとなりました。僅か1分の間に5名の選手がゴールになだれ込む白熱したレースとなり、楽しく見せていただきました。
ナショナルリーグTASK2リザルト
ALL 女子 チーム戦 認証機クラス 認証機クラス女子
チャレンジリーグTASK2リザルト
ALL 女子 チーム戦
優勝 No.13 窪田 雄彦 NIVIUK PEAK6
準優勝 No.1 伊澤 光 NIVIUK ICEPEAK EVOX
第3位 No.3 小野寺久憲 GINGLIDERS BOOMERANG12
第4位 No.5 吉川 朋子 OZONE ENZO3
第5位 No.22 岩崎 聖子 NIVIUK KLIMBER2P
第6位 No.35 芦田 智昭 OZONE ZENO2
優勝 No.5 吉川 朋子 OZONE ENZO3
準優勝 No.22 岩崎 聖子 NIVIUK KLIMBER2P
第3位 No.72 柏倉 恵美 OZONE ZEOLITE
優勝 Coops(伊澤、正木、岩崎)
準優勝 スカイダンシング(窪田、中田)
準優勝 チームカンフー(小野寺、田邊、籾山)
優勝 No.202 吉田 正行 NIVIUK ARTIK6
準優勝 No.34 疋田 祥丈 SKYPARAGLIDERS EXOS
準優勝 No.38 食堂 信昭 NOVA MENTOR7LIGHT
優勝 No.60 松田 京子 NIVIUK ARTIK6
準優勝 No.49 千葉 恵 NIVIUK ARTIK6
差異3位 No.53 山岸 里子 GINGLIDERS BONANZA2
優勝 No.511 相原 晃二 NOVA MENTOR7LIGHT
準優勝 No.523 田代 賀久 PHI ALLEGRO
第3位 No.512 大橋 英徳 NIVIUK IKUMA2
第4位 No.522 中村 由香 GINGLIDERS EXPLORER2
第5位 No.509 西多 功 PHI ALLEGRO
第6位 No.504 朝山 真次 NOVA MENTOR6
優勝 No.522 中村 由香 GINGLIDERS EXPLORER2
準優勝 No.503 朝山 典代 NIVIUK IKUMA2P
第3位 No.506 籾山久美子 PHI MAESTRO
優勝 メンズバーズ(朝山真次、西多功、箕浦、中村俊之、田代)
準優勝 ガールズバーズ(朝山典代、西多有美子、中村由香)
第3位 トントントンA(相原、岡崎、鈴木)
第3位 トントントンB(宍戸、渡部、菊田)
入賞された選手の皆さん、おめでとうございます。
2日間とも予定通り競技が成立し、選手のみなさんにも満足していただけたのではないかと思います。暑い中大変だったと思いますが、選手・スタッフのみなさんのご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。
9月にも「ラ・フランスカップ」を開催いたしますので、みなさんのエントリーをお待ちしております。
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レポート:競技委員長
辻 強
2023年の競技シーズンが始まりました。
コロナが収まり、マスクの制限も緩和され、懸念なく大会が開催されました。茨城県のCOOの魅力は、なんといっても春のクロスカントリーフライト!
今年は桜の開花が早く、クロカンシーズンも期待され、3月初めから100Km越えの記録が出ていましたが、4月に入って目まぐるしく変わる天候に翻弄されました。
しかし、選手とスタッフの協力により、なんとか1本成立しました。
寒冷前線が過ぎましたが、八郷盆地は雨雲がなかなか抜けず雨でした。
前日まではくもり、風も弱くフライトが出来そうな予報だったのでとても残念です。
今年は朝食サービスが復活、選手には朝食にクロワッサン、ショコラ、ヨーグルト、バナナに暖かいスープなどが準備され、しっかり食べていただきました。
クラブハウス内で開会式、ジェネラルブリーフィング後、雨のため競技はキャンセルになりました。
お昼前にはキッチンカー「miso18カ月」が到着、選手のお昼ご飯にカツ丼がふるまわれました。
キッチンカーの中で肉厚のとんかつを揚げて卵でとじたカツ丼がとても美味しかったです。
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レポート:競技委員長
只野正一郎
約40年の歴史を持つ「三頭山エリア(徳島県美馬市)」。パラグライダーの大会は1997年ごろから毎年開催されている。広大な吉野川の北側に位置し、山の斜面は南向きなのでサーマルが豊富で東西に長いタスクを組めるのが特徴だ。紅葉も見事で、秋一色に染まった山の上を飛ぶのは楽しみの一つである。
レース展開はスピーディーでテクニカルな場面が多く、リーグ戦の最終戦をするには面白い場所といえる。ここで何度もリーグ戦の最終結果が覆されたことがあり、上位に入賞するにはきっちりポイントをゲットしないといけない。最終戦直前のランキングでは、4本計上でトップは正木選手だが上位陣は4本目のポイントが低い方が多いのでタスクのバリュー次第でランキングが入れ替わる可能性が高いので面白くなりそうだ。
今年は、天気予報が二転三転しながらも最終予報は土曜日が良くて日曜日は微妙という幕開けになった。
朝の天候は快晴。逆転層があるため、雲海ができていたりするところもあったが天候としては申し分ない。テイクオフに到着するとやや風が強い。逆転層が取れたら風が幾分弱くなって良いタスクができると思っていた。