| 大会レポート
ファイナル 朝霧 2015
レポート 競技委員長 岡田 直久
11月14日(土)
今季のN2、チャレンジリーグ最終戦「ファイナル朝霧」。朝からの雨にもかかわらず、時間には続々と選手がチェックイン。今日のタスクは早々とキャンセルとなりましたが、開会式が井之頭区民館で行われました。木の香りたっぷりの井之頭区民館は非常に居心地よく、ジェネラルブリーフィング、競技事業部からのお知らせ、宮田チャンピオンによる朝霧攻略法とお昼すぎまで色々なことができました。
ジェネラルブリーフィングでは、明日はフライトできそうということを念頭に、朝霧のローカルルールが細かく説明されました。競技事業部からは来年のスケジュール、ルール改定、そしてこの朝霧大会から運用されるライブトラッキングのコンペティションモードに関して競技事業部の藤野さんから丁寧な解説をいただきました。とどめは、こうすれば明日勝てる!というおなじみのエリア攻略法がグーグルアースをふんだんに使いわかりやすく行われました。信じるか信じないかはあなた次第です?!競技事業部のみなさん、ありがとうございました。
お昼でいったん解散となり、選手は富士急ハイランドや海の幸を食べに、それぞれに雨の朝霧を満喫されたようです。そんななか、競技事業部の鈴村さんは夜のパーティーのネタを入念に仕込んでいました。お疲れ様です!
そして18時から予定通りウェルカムパーティー。最終戦恒例の「なんとか王」の発表、リーグ戦の総括が行われました。好評のまかいの牧場のバイキングに舌鼓を打ちながら、鈴村さんのプレゼンテーションを楽しみました。パワーポイントを使いこなしたプレゼンはお見事そのもの、スクリーンを見入る選手の笑顔も印象的でした。N2、チャレンジリーグらしく非常にアットホームに時間ぎりぎりまでパーティーを楽しみました。選手はお酒もそこそこに明日のタスクに備えることとしました。
11月15日(日)
今日も雨の音で起こされることとなりました。ただ、これは想定内、お昼前には雨も上がり、タスクが行える可能性があります。そんな期待を胸に受付を済ませた選手のみなさんは井之頭区民館で待機。雨雲レーダーとのにらめっこはしばらく続きましたが、予報どおり10時過ぎには雨も上がりました。あとは稜線が開くのを祈るばかりです。
いっとき、日差しも注ぎ、これをきっかけにテイクオフに上がることにしました。が、しかし到着したテイクオフはマイナスイオンたっぷりのミストシャワー。自然の恵みを受け、すぐに撤収。ここで今日のキャンセルが決定。と同時に今季の年間ランキングが決定しました。
N2リーグでは途中からダントツの首位をひた走った藤野選手(JMB立山)がこの朝霧の大会を待たずして優勝を決めました。女子では総合でも6位入賞をした河野選手(バーズ)が優勝です。そしてデッドヒートの続いたチャレンジリーグは2位の田村選手(スカイパーク宇都宮)を僅差で抑えた平松選手(エアパークCOO)が優勝、女子では高瀬選手(スカイ獅子吼)がぶっちぎりの優勝を飾りました。みなさま、おめでとうございます。
秋の好コンディションを期待してセットされたファイナル朝霧でしたが、今回ばかりは天気に見放されてしまいました。とはいえ、選手、スタッフのみなさまのおかげで、飛べないながらも盛り上がった2日間となりました。ありがとうございました。来年もここ朝霧でN2リーグ第一戦が行われます。
来年も盛り上がっていきましょう!