| 大会レポート
高嶺カップ2017
レポート 競技委員長 鈴村恵司
photo 鈴村、高木さん、稲見さん、堀田さん
「来年はナショナルリーグを少し離れたゴールを使って開催します。」と一年前のパーティーで発表してから、ゴール場所の確保やら、それなりの準備をして期待感を持って望んだ大会初日は悲しいかな朝から雨。翌日も雨予報で、大会成立の可能性は極めて低く、ましてや5月以来、良いコンディションに恵まれず、長野県南部の平谷村高嶺山エリアにまでめぐってきた日本グランプリの成立は絶望的な状況となっていた。
そして、日程の両日ともに雨でタスクキャンセルとなる残念な結果で大会が終わった。
【大会初日】
どの天気予報を信じるかはあるものの、10時ぐらいに雨はやみ、その後は終日くもりというイメージでの進行を考えていた。テイクオフで待ち、ちょっとでもソアラブルになればチャレンジリーグは試合が出来ないかとは、極めて淡い期待である。しかし、大会本部での開会式、ゼネラルブリーフィング、そして唐突に始まった選手ミーティングを終えても雨は降りやまなかった。本日のタスクはキャンセル。温泉や観光地やレジャー施設に思い思いに選手は流れていった。10月の中旬にも関わらず秋雨前線が停滞。平日を含めた1年を通してのフライト確率はともかく、少なくともナショナルリーグ開催日と天候は今年はアンマッチだ。
まぁこれは大会レポートで語る内容ではないのだが、午後には6名のパイロットがフリーフライトしている。12時過ぎに雨がやみ、雲におおわれていた高嶺山のテイクオフが1時ごろに見え始め有志のパイロットが2名入山。買い物、食事を終えて帰路にあった選手3名をテイクオフ移動のすれ違い様にキャッチ。その動きを見て大会本部からハイクでテイクオフまで移動した選手1名が中層にたゆたう雲の上を通り抜けランディングに向かうフライトを行った。
【ウエルカムパーティー】
パーティーはいつも通り。本部の平谷スキー場で、主催者手ずからの鶏の燻製と鍋。天候もありエントリー者全員が集まったわけではないが、それなりに、にぎやかに行われた。不定期ながら高頻度の一部選手による演奏会もカラオケ的に行われ場を盛り上げた。
二日目】
二日目の朝も雨。予報ではやむことはなさそう。早々にタスクキャンセル。賞品で準備したリンゴの箱をあけ、参加賞として選手に分配した。
これにて大会終了。次は四国で最終戦でお会いしましょう。