| 大会レポート
PWCアメリカ Task1
いよいよ大会スタートです。早朝から強く吹くChelan湖からの冷たい風でしたが、これは山からの吹きおろし風によるものでノーマル。テイクオフへ上がるとすでに風は弱くなりつつあり予報通り今日も良さそうです。
コンディションの好転とともにテイクオフには「ダスティー!」の声が連呼されます。これはダストデビルが発生したときに、注意として発せられるダストデビルの愛称です。「ダスティー!」聞こえはかわいいですが、ものすごい轟音と砂埃を巻き上げ通り過ぎていきます。サーマルのパワーを感じます。(実はみんなサーマルの中で入っているのですよ。)
タスクはジグザグと風下へ流すだけの簡単なタスク。でも距離は97,4kmです。初めの平野部台地でののっかりにうまくいけばあとはガンガン行くだけです!
宮田は前半からよいポジションを保ちながら飛ぶことができ、勝負のファイナルグライドまでもつれます。強いリフト帯のなかでのアクセル勝負でしたが、目の前でイギリスのオグデンが潰れ落ちていくのを見て、ややひるんでしまいました。それでも6位でフィニッシュ。
ゴールした16時頃はサーマル活動もピークに達し、ゴール周辺はダストデビルの巣のような状態になっていました。なかなか下ろせず苦労しましたが、何とか無事にランディングできました。
まずまずのスタートとなりました。毎日できそうです。この調子で攻めます。