| 大会レポート
PWCアメリカ Task2
今朝も眩しいくらいの快晴の朝です。天気予報は風が弱く、サーマルトップは3500m予報。ここChelanでBESTコンディションとなりました。
発表されたのは何と120kmのトライアングルタスク!FAIの記録を意識したタスクだそうです。風が弱いとはいえ、最後のレグは必ず向かい風となるため、簡単ではありません!とにかく前に出て果敢にアタックするのみ!スタート前からサーマルトップは3600mを超え、雲底は寒い!地平線は遠くかすんでいますが、地球が丸く見えます。そしていよいよスタートです。
今日のサーマルは昨日までとは全くパワーが違いました。昨日が+5m/sで結構強いと感心していると、今日は出ました!何と+10m/s平均で気持ち良く上昇していきます。バリオ音は聞いたこともないような連続音でアナログゲージは真っ白です。(+10を超えると白くなります!)このサーマルは外してはまずいとしがみ付いているとアッと今に3600mまで押し上げてくれます。
今日も良いポジッションをキープしながらレースは進み、そして宮田ラストターンポイントで勝負に出ます。3kmのシリンダーを最短でカットしようと大きく西回りコースを選択したら生憎の下降気流にはまって高度を大きくロスしてスタック・・・。このミスを挽回できず、トップから8分遅れの12位でフィニッシュ。120kmトライアングルタスクでしたが約3時間で飛んだことになります。さすがアメリカスケールがでかい。
中井さんも7時間頑張りゴール手前まで来ましたが、19:00のランディングクローズで無念の終了の97km。あとワンサーマルでした。明日も良さそうです。