さくらんぼカップ2022


レポート 競技事業部:藤野光一

6月の白鷹と言えば「さくらんぼカップ」。この大会はJPAの競技会の中で唯一「チャレンジリーグだけ」の大会として毎年開催されています。開催時期が梅雨入りが近いため、毎回天気予報に一喜一憂させられるのですが、今年も絶望的な雨マークが開催日前日には晴や曇りマークの予報に変わり、蓋を開けてみれば2日間とも良い条件で競技が成立する・・・。この大会は、そんなパターンが出来つつあるように感じました。

主催者の植木校長は「初心者に大会の楽しみを知ってもらうための大会」と位置付け、今回は地元白鷹からも大会初参加組が参戦。果たして大会の楽しさを味わっていただけたでしょうか?

DAY1

昨夜までの雨も回復し、白鷹の空は青空も見える絶好の大会日和となりました。
チャレンジだけと言うこともあり参加選手は少ないですが、ナショナルリーグのオープン参加選手も含めて今回は14名(チャレンジ9名、オープン5名)が白鷹に集いました。


今日は昼以降から若干風が強くなる可能性があるので、出来れば昼前から昼過ぎにかけて競技が出来れば…と言うのがオフィシャルのシナリオ。数値データでは午前中から対流も活発なので、早めに動くことでそれに備えます。


受付

コミッティー


奥越高原スプリングカップ2022


レポート 大会実行委員長:堀幸雄

競技内容補足 競技事業部:藤野光一

今年で開催2回目となる「奥越高原スプリングカップ」。毎年、田には水が入り、麦の刈り取りは直前、という競技をするにはなかなか難しい時期での開催ですが、このタイミングをすぎると梅雨入りとのせめぎあいになることもありギリギリの日程だろうと考えていました。

5月に入ると全国的に梅雨入りが早まるとの声もちらほら。1週間前の予報では週末だけが雨模様となんとも微妙でしたが、開催日が近づくにつれ徐々に予報も好転。
大会前日、朝まで降った雨も昼頃にはすっかり上がり、前入りした選手たちは良い条件で練習フライトを楽しんでいました。

DAY1

大会1日目は強風予報。ちょうど競技に適している午後~夕方くらいは条件もMAXにキツそうなので競技キャンセルも考えられましたが、地の利を活かしこのエリアならではの夕方から1タスクで競技を行うことになりました。

※この判断は長年ジャムエリアを見続けてきた堀校長の経験がなせることです


受付

学生が頑張ってくれます

大会実行委員長

競技委員長


JPA COOスプリングカップ2022


大会レポート

JPA競技事業部 藤野光一

2022年の競技シーズンが到来。今年も茨城県のエアパークCOOにおいて「COOスプリングカップ2022」が開催されました。4月のクロカンシーズンに開催されるこの大会は距離もそうですが、昨年からコンディションに合わせたテクニカルなタスクも設定され、エリアの新しい空域を発見することが出来ます。
今シーズンからはN2リーグが廃止され、ナショナルリーグの認証機クラス「※C認証機までのクラス」が設けられたこともあり、N2からステップアップした選手の顔ぶれも多く見られました。
春の気まぐれな天候ではありますが、好天のタイミングに恵まれて2日間成立となったCOOスプリングカップをレポートしたいと思います。

DAY1


選手受付


コロナ禍による非接触の大会運営システムを2020-2021シーズンから導入したJPAでは、今シーズンも同様にデジタル選手証による受付を主としたシステムを継続します。朝の受付は基本的にPCに接続してあるバーコードリーダーに自分の選手証(QRコード)をかざし、表示された情報に間違いがないか確認するだけでOKとなります。今大会はナショナルリーグ61名、チャレンジリーグ11名の参加でしたが、スムーズな選手受付に寄与しています。


Tracker

菊池様協賛のあんぱん

開会式

受付後はすぐにテイクオフへ移動。今日の気象条件により西テイクオフへ集合です。
競技委員長のエアパークCOO辻校長による司会で開会式。
シーズン初戦でもあり、JPA会長の小野寺さんによる挨拶の後、ジェネラルブリーフィングや諸注意が行われました。
今日は風が強くなる予報のため、競技の開催自体が危ぶまれます。選手はその点も踏まえ、おのおの準備にとりかかります。


辻競技委員長

小野寺JPA会長


JPAファイナルin朝霧2021


大会レポート

競技委員長 扇澤郁

 2020年から2021年シーズンは、大会が開催しづらいコロナ禍の中でしたが、JPA、大会主催者、参加選手が一体となって盛り上げてきた甲斐があって全戦成立という快挙となり、さらに、この最終戦ではトップ選手の順位が入れ替わる可能性があるということで、主催する側も楽しみなレースとして準備を進めてきました。

DAY1


受付


四国三郎ジャパンカップ2021


レポート:競技委員長

只野正一郎

紅葉の綺麗な季節に徳島県美馬市三頭山で「四国三郎ジャパンカップ」を開催いたしました。

元々ハンググライディングサイトとして30年以上の歴史を持つ三頭山。ローカルエリアですが、1996年ごろからパラグライダーの大会が行われています。東西に延びる山並みはヨーロッパのエリアのように壮大なスケール感がありナショナルリーグのファイナルイベントとして締めくくるに相応しい熱いレースが行われています。

2021年ナショナルリーグランキングは、首位に扇澤選手、2位(同率)に藤野選手、正木選手になっています。1本いいタスクができればランキングが変わるので今大会の注目ポイントでもありました。