2012年PNL日本グランプリ予備大会について

9月17,18,19日 立山で開催された日本グランプリは悪天候によりグランプリとしては残念ながら成立することができませんでした。

JPA日本グランプリ規定により、10月8,9,10日に開催されるPNL第8戦白馬八方尾根JapanCupを大会を2011年PNL日本グランプリの予備大会とします。

この大会で2012年PWCセレクションレターが獲得できます!
皆さんの参加お待ちしております。

目指せ日本チャンピオン!


ジャムリゾート サマーカップ2011 大会レポート

開催地:スキージャム勝山
レポート:廣川靖晃


 一週間にわたって秋雨前線が日本列島に停滞する中、気合で雨雲を吹き飛ばそうという選手達が
スキージャム勝山に集まりました。

<8日27日>
 大会前の段階ではあまり期待できない予報でしたが、いざ現地についてみると青空が広がっています。
フォローとなる東風予報も白山がブロックしコンディションは上々。
 選手達は時間通りに受付を済ませ、すぐにテイクに上がりました。テイクに上がって直ぐは雲低がテイクレベルで低いものの昼に向けて雲低が上がれば、十分タスクは出来そうです。しかし、気温減率の良さからかテイク前にはどんどん雲が広がり、見る見るオーバーキャストして行きます。
 それでも堀校長のウインドダミーは、日射が無いなか、しっかり上昇して雲低に到達。
雲低は+100m程と低いもののタスクは出来そうです。

「これは行ける!」

直ぐにタスクが発表され、選手達に緊張が走ります。
 しかし、テイク前は完全にオーバーキャスト。ウインドダミーが上がったとは言え30分は経過し現在リフトがあるかは分かりません。しり込みする選手が多い中、腕に覚えのあるナショナルリガー達は臆する事無くウインドオープンと同時にテイクオフ。弱いリフトを技術でつかんで少しづつ上昇していきます。それを見て他の選手達も続々テイクオフ。グライダー数が増えるとリフトの位置も分かりやすくなり、ほとんどの選手が雲低に付けてスタートを待ちました。
 スタート後も雲低は上がりませんが、リフトはしっかりあります。先頭集団は、雲低に付けながらどんどん先へ先へと進んでいきました。
 しかし、12時過ぎにドラマが待っていました。さっきまではあったリフトが消滅。
ほとんどの選手がランディングを余儀なくされる中、生き残った高杉選手がN2リーグで一位となりました。
 その後は一気にコンディションが好転しリフライトの選手達は続々ゴール。チャレンジリーグは、ベストタイミングでリフライトした大賀選手が一位となりました。
 夕方からは、長島氏による気象に関するベーシックセミナー。そして、バーベキューパーティーと続き、予想外に良いコンディションの中、大会が出来た選手達は大いに盛り上がりました。


<8日28日>
 大会二日目の朝はオーバーキャスト。雲低はテイクオフレベルより高いものの日射はありません。
それでも、タスクはやれると信じて選手達は朝早くから受付に並びました。
 選手達の祈りが通じたのか、テイクに上がるころには雲は取れ、日射が降り注いでいます。雲はポコポコと浮かび、雲低は昨日より数百メートルは高そうです。
 テイクでタスクコミッティー達は、最高のコンディションを想定し、N2リーグでは昨日より10km程タスクを伸ばして、一斉スタートのゴールレースを発表。
 ウインドオープンも早められ、選手達は続々テイクオフしていきます。11時30分のスタート前には、すべての選手が1400mの雲低に取り付き大きくガグリング。その様子はまるでワールドカップの様でした。
 スタート後は当然の様にスピードレース。トップグループの選手達は踏めるだけアクセルを踏み込んで次ぎのパイロンへと突き進んで行きます。
 結果は、コンペ機でのオブザーバー参加の稲見選手が一位。N2リーグではまたもや高杉選手が一位。チャレンジリーグでは、昨日トップだった大賀選手が二位以下に10分以上の差を付けて一位。
 総合では、N2リーグ高杉選手、チャレンジリーグ大賀選手は二日とも一位の完全優勝となりました。

二日間とも最高のコンディションで大会を行うことが出来、大満足のジャムリゾート・サマーカップ2011となりました。


立山らいちょうバレーカップ速報

立山らいちょうバレーカップ

順位です。
入賞されたみなさんおめでとうございます。

ナショナルリーグ
総合
1位 小幡 洋三選手
2位 廣川 靖晃選手
3位 増子 友美選手
4位 稲見 祐二選手
5位 伊藤 博之選手
6位 岩沢 広喜選手
N総合

シリアル
1位 高橋 苗月選手
2位 清水 博司選手
3位 藤川 裕美選手
4位 松原 正幸選手
5位 山本 雅史選手
6位 佐藤 辰美選手
Nシリアル

女子の部
1位 増子 友美選手
2位 高橋 苗月選手
3位 藤川 裕美選手
3位 水沼 典子選手
N女子

チーム戦
1位 スカイダンシング
2位 碧きWingKIds
3位 ノリコトソノタ
Nチーム

チャレンジリーグ
総合
1位 西条 広啓選手
2位 大賀 靖子選手
3位 杉岡 洋選手
4位 有田 康司選手
5位 熊副 孝二郎選手
6位 矢野 寛選手
C総合

女子の部
1位 大賀 靖子選手
2位 岩崎 聖子選手
3位 熊谷 郁子選手
C女子

チーム戦
1位 丹波惣菜店
2位 元祖丹波惣菜店
C総合


立山らいちょうバレーカップ速報


立山らいちょうバレーカップ速報
2日目、天候が回復、成立しています。
ナショナルリーグは、数名がゴール手前まで飛ぶもゴール者なし。
チャレンジリーグは、12名がゴール。
現在集計中です。
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2011年JPA競技会参加グライダーについて

8月に行われたPWCスペインにおいて、「2010年スーパーファイナル(メキシコ)、2012年PWCシリーズはシリアル機で行う」との公式発表がありました。

それに伴い、競技委員会では2012年JPA競技会におけるグライダーレギュレーションについて議論を進めているところです。

2011年シリーズに関しては、選手のグライダー移行準備期間が必要との判断し、すでに発表しました暫定処置を最終戦となる11月19,20日四国三郎ジャパンカップまで適応させることと決定しました。

暫定処置による使用グライダーは以下となります。

「DHV2 以上orCEN(C)以上orAFNOR パフォーマンス以上。ただし、機体の構成ラインが3 列(A、B、C、ブレークコード)以上の機体でなければならない。」

2ライナー機での競技会参加できませんのでご注意ください。

選手の皆様のご理解をよろしくお願いします。

JPA競技事業部