| 大会レポート
しらたか ラ・フランスカップ
レポート 植木 亨(大会実行委員長)※加筆 鈴村(競技委員)
PHOTO 扇澤 郁
今回の「しらたか ラ・フランスカップ」は直前に台風の影響を受け、3日間の予定が初日1日のフライトで大会終了となりました。日本グランプリ成立しませんでした。残念。
【1日目】
2017年9月16日から18日、チャレンジリーグとナショナルリーグを山形県白鷹町の白鷹スカイパークで開催しました。前日入りの数名の選手は午後からフライトできました。初日の今日は気になる台風の影響も無く飛べると判断し、いつも通りの行動で、朝ご飯で始まり、受付、山頂へ移動、開会式、選手ブリーフィング、後はタスクが決まるのを待つだけです。
気になる天候は、朝は晴れていましたがだんだん雲が厚く立ち込めてきました。しかし11時ごろから次第に薄日が射し始めダミーもトップアウト。絶対的な高度は低いながらも雲につけて飛べるコンディションになり、予定競技時間を15分前倒ししてチャレンジリーグからウインドゥオープンしました。
タスクは、ナショナルクラス 45キロ(最短32キロ)、チャレンジクラス25キロ(最短17キロ)のタスクが組まれました。
北、西、南方向で3ヶ所あるテイクオフをフルに使い選手がテイクオフ、上げきれない選手がいる一方、雲まで着けタイミングを見てる選手もいる極端なレース展開になりました。降ってしまった選手達はあきらめず何度もリフライト。どうなることかと試合進行を見守る中、ゴールスタッフより「ナショナルリーグは扇沢選手、チャレンジリーグは西川選手、それぞれゴールしました」との無線報告が入りました。これにより大会成立が確実になりました。
試合後は、焼きたてピザがふるまわれました。リフライトも含めて一日動き続けた選手にこれはありがたいおもてなしでした。そして夜にはウェルカムパーティが白鷹スキーセンターで行われました。
乾杯のあと本日の成績発表と上位成績選手へのインタビュー、続いて参加選手自らによる生バンドで時間一杯まで盛り上がり、楽しい交流会になりました。今回は山形の秋の名物芋煮を食べていただきました。また、生ビールや お酒の差し入れを頂ましたありがとうございます。
【2日目】
朝から重たい雲に覆われ天気予報では午後から雨、風も強いとの事からタスクコミッティ、セーフティコミッティの選手達と話し合い今回の大会はここまでで終了とし、表彰式と閉会式を行い解散としました。
日本グランプリは9/30、10/1の「白馬八方尾根Japan Cup」に持ち越しとなりました。皆様の参加をお待ちしております。